大法を擁護することは真の修煉者の義務である
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文/北京の大法弟子 李蘭

 【明慧日本2024年7月24日】北京テレビ局は1998年5月23日「北京エクスプレス」番組で法輪功に関する虚偽の報道を放送し、法輪功に悪影響を及ぼしました。5月下旬から6月上旬にかけて、多くの法輪功学習者が善意で同局を訪れ、法輪功の真実の状況を伝え、同局が間違いを認めて誤った報道を訂正してくれることを望みました。

 私と夫は、1998年初頭に法輪功を学び始めました。学び始めて間もなくすると「北京テレビ事件」に遭遇しました。私たちは法を得てからまだ数カ月しか経っていませんでしたが、心の奥底にある善良な性質から、大法を守ることは真の修煉者の義務であると感じ、最終日に北京テレビ局に行きました。

 6月1日の夜、数人の同修がテレビ局に来ましたが、問題はまだ解決していなかったのです。その夜、同修たちは地元の法の勉強会でこの問題を話し合った結果、テレビ局に行って報道が間違っていると伝えようと決めました。なぜなら、彼らが放送する内容と事実の間には大きな間違いがあるからです。法輪功は多くの学習者、家族、国民に愛されており、長年病気を患っている人々の治療に非常に効果的です。私も夫も個人的に受益者になりました。

 6月2日、夫と私は同僚と交代し、早朝バスに乗りました。しかし、私達はテレビ局に着いたときには、ほとんどの同修がすでに帰った後だったので、遅れたのだとわかりました。

 数人の同修は、後から来た同修に知らせるために残っていました。彼らは私たちに「戻っていいですよ! 問題は昨日解決しました。テレビ局の責任者が謝罪し、番組を再収録して問題を修正して放送すると言いました。戻って新しい番組を観てください」と言いました。私たちは安心して戻りました。

 数日後、北京テレビは法輪功学習者が朝煉功するシーンを含む改訂版の番組を放送しましたが、北京テレビは約束を守らず、心からの謝罪をしませんでした。しかし結局、彼らは間違いを訂正したので、問題は通過しました。私たちは善意で彼らと話し、法輪大法がよいことを最終的に理解してくれると信じていました。

 その日は穏やかな気分でしたが、1999年4.25、中国共産党中央政府庁舎である中南海近くの国務院控訴事務所で1万人が平和的に嘆願したときは、嵐が近づいていると感じて気分が変わりました。私は特に重い気持ちで府右街の東側に立っていました。夜勤から直行し、休みなく来たので、足に痛みを感じました。

 その日、私たちは3回拍手したことしか覚えていませんが、首相が出てくるは見えませんでした。一部の学習者は「空に大きな法輪が回転している」と言いましたが、私には見えませんでした。夫と私は帰りのバスがないのではないかと心配し、結果を待たずに帰りました。私たちは休暇を申請していなかったので、私は夜勤をしなければなりませんでした。その夜、私は今まで感じたことのない苛立ちと不安を感じました。多くの同修がまだ解散していないことを心配し、将来を心配していました。

 夜中に小雨が降り、私は仕事をしながら泣きました。「なぜ政府はこんなに良い法輪功を不当に扱うのか?」と思いました。その夜、私は眠気や疲労感をまったく感じず、体が軽く感じました。その時になって初めて、師父が私を強くしてくださっていることに気づきました。

 1999年7.20、状況はさらに変わりました。私も夜勤を終えて、夫と一緒に天安門広場に行きました。私は不安と心配で「なぜ政府はいまだに法輪功をこのように扱うのか。法輪功が国と人民にとって良いことだと知らないのか。何を恐れているのか」と考えました。

 私が大法を擁護したこれらのいくつかの事例も、私の本性の結果でした。私の心は非常に清らかでした。私には他に考えがありませんでした。ただ、人間はこうあるべきだ、良いものは良い、良いものは守られるべきだと信じていたからです。

 26年が経ちました。私と夫は邪悪な迫害を経験しました。私は3回の強制労働、夫は2回の強制労働と、1回投獄されました。師父の慈悲深い保護のもと、私たちはここまで来て、より理性的になり、成熟しました。

 私たちは法を実証する機会を大切にし、延長された時間を大切にし、三つのことをしっかり行い、より多くの人を救います。

 師父、ありがとうございます!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/8/478134.html)
 
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