法輪功学習者を監視 米司法省、中国共産党のスパイを起訴
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 【明慧日本2024年7月25日】米国司法省は24日、フロリダ州の中国出身の米国市民、リー・ピン被告(音訳・李平、59歳)を中国共産党(以下、中共)のスパイとして起訴した。被告は長年にわたり、米国内の法輪功学習者、反体制派、および米国の組織に関する情報を中共に提供していた。有罪となれば、最高15年の懲役刑が下る可能性がある。

 フロリダ州ウェズリー・チャペル市の李平被告は、司法長官の承認なしに中共の代理人として行動・共謀した罪で起訴された。

 裁判所の記録によると、中共の国家安全部(以下、国安部)は情報収集のため、中国国外にいる「協力者」を必要に応じて利用している。こうした協力者は、外国企業や産業、政治家、在外の反体制派に関する情報を入手し国安部に報告する。さらには中国の関心事項についても情報収集や調査を行うなど、様々な方法で国安部を支援している。

 起訴状によると、李平被告には、大手米国通信会社および国際的なIT企業で働いていた経歴があり、こうした企業情報も国安部に渡していた。

 李平被告は、2012年初頭から国安部職員の下で協力者として働いていた。反体制派や民主化活動家、法輪功学習者、さらには米国を拠点とする非政府組織など、中国政府が関心を持つ情報を入手し報告していた。国安部との情報交換にあたっては様々な匿名アカウントを使用し、必要に応じて中国に渡り、国安部と会合を重ねた。

 2012年8月、国安部職員が李平被告に対し、米国の法輪功学習者と民主化活動家に関する情報を提供するよう要請。中共は特に、中国国内外の法輪功学習者の状況を探っているという。李平被告は指示を受けた一週間後、フロリダ州セントピーターズバーグに住む法輪功学習者の氏名と個人情報を国安部に送信した。FBIは現在、この事件を捜査中。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/25/480105.html)
 
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