米カリフォルニア州サンタモニカで迫害終結を求める活動開催
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 【明慧日本2024年8月10日】ロサンゼルスの法輪功学習者(以下、学習者)は7月28日、有名な観光名所であるサンタモニカのピアパークに集まった。彼らは活動で、中国共産党(以下、中共)による法輪功(法輪大法)への迫害の終結を訴え、煉功、集会と演説、ピアプロムナードでのパレードなどが行われた。

 サンタモニカは、カリフォルニアの有名なビーチシティで、ナショナルジオグラフィック誌によって世界のトップ10ビーチシティの1つに選ばれている。また、マザーロードとしても知られる米国のルート66の終点でもある。

 活動の日の午後、サンタモニカのビーチと桟橋には多くの観光客がいた。学習者たちは「SOS:中共による生きた学習者からの臓器収奪を制止せよ」「中共による法輪功迫害を終結させよう」「世界は真・善・忍が必要」と書かれたプラカードを掲げてビーチと桟橋に沿って行進した。

 人々は通りがかりに看板を読んだり、チラシを受け取ったりした。中には写真を撮ったり、親指を立てて支持する人もいた。

7月28日の朝、学習者たちがサンタモニカビーチに集結した

7月28日、サンタモニカビーチで法輪功(法輪大法)の煉功を行う学習者たち

その場で煉功を学ぶ人もいた

観光客に中国での25年にわたる迫害について伝えた

中国における強制的な臓器摘出に関する情報を伝えるパネル

観光客らが法輪功(法輪大法)を支持する請願書に署名

サンタモニカ桟橋に沿って行進

中共の迫害を非難するエリック・カミンズ氏

 エリック・カミンズ氏は、これほど多くの人が要求を表明しているのを見るのは驚くべきことであり、彼らが支持し、闘っている信念は素晴らしいと述べた。「チラシやポスターの内容の一部を見てショックを受けました。今日、このようなことが起こっているとは思ってもいませんでした。ずっと昔のことだと思っていました。このような迫害がまだ続いているなんて信じられません」と同氏は語った。

 カミンズ氏は中共の犯罪行為を非難し、周囲の人々に伝えると述べた。

李扎克(リー・ザック)さんは集会で演説し、両親が経験した迫害について語った

 学習者の李さんは、両親が迫害された様子を語った。彼の父親は、法輪功を修煉したために投獄され、拷問を受け、55歳のときに亡くなった。

 1999年7月20日、李さんの父親は警察に連行された。「当時は、両親が刑務所で受けた虐待や暴行がいかに残酷で非常識なものだったかは知りませんでした」と李さんは語った。「10歳のとき、母が金属製の椅子に鎖でつながれているのを見て、涙が止まりませんでした。父親を見ると、ほとんど誰だか分かりませんでした」と話した。

 その間、彼の家族の財産は警察によって略奪され、父親は長期にわたる残酷な拷問の末、2011年に亡くなった。

康(カン)さんは山西省の親族3人を救出するために協力を求めた

 学習者の康さんは、中国山西省で法輪功を修煉したために不当に拘留されている親族3人を救出するため、集会で助けを求めた。甥の侯利軍(ホウ・リージュン)さんは、15カ月前に警察に連行されて以来、家族と連絡が取れていなかったが、家族はさんが懲役15年の判決を受けたという通知を受け取った。

 彼女の妹の康淑梅カン・シュメイ)さんと息子の張さんも、2022年10月31日に法輪功を修煉していたため、山西省公安局の支局である古角市の食品薬品環境保護調査大隊の警察に連行された。彼らはそれ以来ずっと拘留されており、家族は面会を許可されていないという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/1/480370.html)
 
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