【明慧日本2024年9月14日】アメリカのカリフォルニア州サンタモニカ・ビーチは、今、観光シーズンの真っ只中で多くの人々が訪れている。法輪功学習者(以下、学習者)は毎週日曜日、このビーチで世界中から訪れる観光客に法輪大法(法輪功ともいう)を紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝えている。迫害の事実を知った多くの市民が、法輪功を支持して迫害に反対する請願書に署名した。
サンタモニカ・ビーチで集団煉功をしているロサンゼルスの一部の学習者 |
カリフォルニア州で有名な観光地サンタモニカ |
サンタモニカは、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス郡にある都市で、太平洋沿岸にあり、ロサンゼルス市の西側に位置している。ここは「母なる道」とも称されるアメリカの66号線の終点で、サンタモニカ・ビーチは有名な海岸の観光地として知られており、リゾート地として人気がある。
8月25日と9月1日の日曜日、9月2日の「労働者の日」に、ロサンゼルスの一部の学習者は、サンタモニカ・ビーチで集団煉功、パレード、反迫害の署名活動などを行った。学習者がビーチで煉功をしていると、多くの観光客が立ち止まり見入って、中には学習者の動きを真似て一緒に煉功する人もいた。
学習者たちは、サンタモニカの波止場や商業地区の通りでパレードを行った。黄色のTシャツを着た学習者たちは、鮮やかな観光風景のように映えていた。彼らは世界中から訪れた観光客に法輪功迫害の実態を伝え、多くの観光客が親指を立てて学習者の活動を称賛した。また、携帯電話で写真や動画を撮影する人も多くいた。
サンタモニカの波止場やビジネス街の通りをパレード行進する学習者 |
法輪功の反迫害を支持する世界各国からの観光客
男性が法輪功の反迫害を支持する署名をした後、学習者に言った。「中国で中共が法輪功を迫害していることを知っています。私は法輪功を支持します」
ある若いカップルの男性が学習者に、「私は中国の吉林大学で学んだことがあります。中国語がとても好きです。法輪功を支持するため喜んで署名します」と話した。
法輪功迫害の事実をすでに知っていたという男性は、学習者から資料を手渡された際、親指を立てて「あなたたちは素晴らしい」と称賛した。そして、学習者に手を差し伸べて握手を交わしながら、「ありがとう、友よ」と感謝の言葉を伝えた。
迫害の実態を知っていたという南米からの観光客は、拳を差し出し学習者とハイタッチをした。これは彼らが兄弟と挨拶する方法だという。
子供たちは「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と印刷された栞をとても気に入っている。活動拠点には正義感に溢れる人たちもやってきており、資料を読んだ後、自ら法輪功を支持して迫害に反対して署名をするだけでなく、家族や友人を呼び寄せて一緒に署名するよう促す姿もよく見られた。
迫害に反対して署名する人々 |
学習者「海外に来て法輪大法は素晴らしいと知って修煉を始めた」
2020年に中国からアメリカに来た胡さんは、最初に法輪功のことを聞いたときは怖がっていた。しかし、迫害の事実を知った後、法輪功の修煉を始めたという。今では、週末に時間があると、息子を連れて海辺に行き、功法や署名活動に参加している。胡さんの息子は彼女の通訳の役割を果たしているという。
胡さんは、「海外に来たばかりのころ、法輪功という言葉を耳にしただけで非常に恐怖を感じました。なぜなら、中国国内の報道では、法輪功は『悪いもの』だとされており、騙されて洗脳されていました。だから、当時は法輪功という言葉を聞くだけでとても怖かったのです」と語った。
その後、胡さんは息子の英語の先生の瀋さんを通じて法輪功迫害の事実を知った。息子の英語の先生は法輪功の学習者であり、その家族全員がとても優秀である。彼らは家庭で子どもを教育しており、子どもたちは何カ国語も話せ、人と接する際も非常に落ち着いていて礼儀正しかったため、胡さんにとても良い印象を与えたという。
胡さんは、「私の子供も彼の子供のように優秀になってくれたらいいなと思っています。瀋さんは、自分の子供も法輪功の学習者であると言っていました。また、法輪功がどのようなものであるかは、 『轉法輪』という本や、法輪大法の先生の説法ビデオを見ることで理解できると言っていました」と語った。
また、瀋さんは胡さんにこう話した。「世の人々は中共にひどく欺かれてしまっています。実際には、法輪功は中共が言っているようなものではなく、法輪功は『真・善・忍』の道徳原則に基づく修煉法です。法輪功は五式の穏やかな功法を含み、修煉者一人一人が内に向けて探し、心性を修めることを求めています。それによって、精神的に浄化され、身体と心の両方に利益がもたらされるのです」
胡さんは、「神韻芸術団の公演を観た後、すべてが分かりました。私はとても感動しました。アーティストたちの卓越した演技と美しさにとても感動しました。神韻の公演は普通のレベルを超えています。神韻のアーティストたちは法輪大法の修煉者です。神韻は毎年世界中で公演されていますが、唯一中国だけが公演を禁止しています。中国人は深く欺かれており、この素晴らしい公演を観る機会がないのです」と述べた。
「私はずっとアメリカに感謝している」
揚さんは法輪功を15年間修煉しており、アメリカに来たばかりである。彼はこの活動に参加できて光栄だと言った。彼はパレードの隊列について歩き、観光客に資料を配布しながら、迫害に反対する署名を募った。
パレードの隊列は整然としており、高く掲げられた迫害の実態を伝えるのぼり旗は、多くの観光客を驚かせた。揚さんは、観光客がパレードに関心を持っているのを見かけると、法輪功迫害に関する情報資料を手渡した。資料を見た後、90%の人々が法輪功迫害に反対する署名をしているという。
活動を通じて揚さんは、「とても幸せを感じました。ここにいる人々はとても親しみやすく、彼らとの交流はとても楽しいものでした。特に迫害の実態を知った人々は、大法弟子を友人とみなしており、とても温かく感じました」
「私はずっとアメリカに感謝しています。法輪功が迫害されている時、アメリカは法輪功学習者を保護してくれました。また、大法弟子がアメリカで迫害の実態を伝えることは、アメリカの人々にとっても幸運なことです。これによって、より多くの善良なアメリカ人が中共の邪な本質を理解し、中共のアメリカに対する害毒を減らすことができます。今日、これほど多くの人々が署名してくれて、アメリカで多くの人々が迫害の実態を理解しているのを見ていると、心から嬉しく思います」と述べた。
揚さんは最後に、「西洋メディアが神韻に対して事実を歪曲して攻撃していることに、非常に残念に思います。中共が全世界に害毒を及ぼしていることは、すでに各文明国家の人々の共通の認識となっています」
「中共の残酷な迫害に直面しながら、法輪功学習者は25年間にわたり平和で理性的な方法で反迫害を続け、最終的には世界に広まっています。法輪功は、間違いなく善良で平和なものであり、中共の邪な本質を認識させ、世界が中共の害毒に対抗できる助けとなります。一方で、西洋の一部の親共メディアが事実を歪曲して神韻に対して攻撃していることは、非常に残念です」と話した。