【明慧日本2024年9月13日】（オーストラリア＝明慧記者）オートラリア・クイーンズランド州の法輪功学習者（以下、学習者）は9月7日と8日の週末、レッドランド市で開催された「レッドランズ・コースト・フェスティバル」に参加した。学習者は法輪功の功法実演を行い、法輪大法の良さを伝えると同時に、中国共産党（以下、中共）による学習者への残酷な迫害の実態を明らかにした。
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レッドランズコースト・フェスティバルで迫害の実態を伝える学習者 |
「レッドランズ・コースト・フェスティバル」では、フードトラック、ロッククライミング、家畜の観察、乗馬、アイススケートリンクなど、カーニバルの乗り物がたくさんあり、あらゆる種類の催し物などで賑わった。大きなテントでは様々なショーが行われ、人々や子供たちを楽しませた。
多くの市民が友人や家族と一緒に訪れ、買い物をしたり、娯楽を楽しんだり、さまざまなブースを見て回った。 明るく照らされた法輪功のブースに人々は惹きつけられ、迫害の実態について尋ね、迫害に反対する法輪功を支持し署名をした。
州議会議員「真・善・忍は重要な原則」と称賛
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学習者と記念撮影するサンダーランド州議会議員マーク・ロビンソン博士 |
ロビンソン議員は、地域社会支援・サービス委員会の委員であり、議員を15年間務めている。 彼は、法輪功の真・善・忍の原則は重要であると考えている。 同氏は、「議員として、真実であること、信用できること、信頼できること、正直であること、これらはすべて非常に重要です」と述べ、そして次のように語った。
「時には、あなたは忍耐し、長期間にわたって苦痛に耐えなければならないことがあります。それでも他者には親切に接し、忍耐強く、落ち着いた人物でいるべきです。また、批判を受けても、それに傷つかないようにすることも重要です。私はこれが非常に大切だと考えています。そうすることで、私たちはより強い人間になれます。なぜなら、私たちは皆、リーダーだからです」
「ですから、『真・善・忍』という原則は非常に重要です。なぜなら、私たちは皆リーダーだからです。常に私たちを追いかけている人がいて、私たちを見ている人がいます。それは子供たちかもしれないし、職場の誰かかもしれません。あるいは、若いティーンエイジャーかもしれません。彼らは私たちの生活から、『真・善・忍』という原則を学んでいます。善意を持ち、コミュニティに貢献し、互いに助け合うことが大切です。なぜなら、政府はすべてを細かく管理することはできないからです」
学習者は、日常生活の中で「真・善・忍」に従い、良い人になることを目指しているだけで、中共からの残酷な迫害を受けている。ロビンソン議員はこのことについて、次のように述べた。「法輪功は『真・善・忍』を原則とした修煉であり、平和的な学びです。政府がこれに干渉することは、たとえ軽微であったとしても、あるいは何らかの差別的な行為であっても、正しいことではありません。しかも、状況が悪化し、迫害に至った場合、それはさらに許されないことです。世界中のどこであっても、誰かが迫害されていると聞くと、私はそれを非常に受け入れがたいと感じます」
「西洋民主主義の利点の一つは、人々が自分の信仰を実践する個人の自由を認められていることです。もちろん、完璧ではありませんが、政府や私のように政府で働く者にとって、私たちはより一層、人々と協力しなければなりません。時には変化が必要であり、柔軟な方法で一つのグループのために働くことも求められますが、それは偏ったり不公平にならないようにするためです。私たちは文化や信仰を尊重し、統一性と多様性を見出す必要があります。なぜなら、コミュニティは多くの場合、非常に多様だからです」
今年6月25日、アメリカ合衆国下院は『法輪功保護法案』を可決し、中共による臓器収奪に関与したり、それを助けた者に対して制裁を科すことになっている。ロビンソン議員はこの法案について次のように述べている。「宗教の自由の原則や、その自由を守るための法律を制定することは非常に重要だと考えています。私たちのオーストラリア憲法は、宗教の自由を守っています」
「連邦および州の法律は、必ずしもこの原則を明確に貫いているわけではありません。私は、オーストラリアではもっと強力な宗教の自由に関する法律、宗教保護法、宗教差別禁止法が必要だと思います。我が国は適切な立法を模索し続けています。これは特定の集団に対してだけではなく、すべての人に対するものです。これがオーストラリアの現状であり、私たちが達成しようとしている目標だと考えています」
ロビンソン議員はオーストラリア政府がいまだに宗教の自由を保護する法律を制定できていないことを遺憾に思っている。「非常に残念ですが、まだこの目標を達成できていません。しかし、次の政府は必ずこれを実現しなければならないと思います」
市民「私は共産主義を認めない」
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「法輪功のブースは明るくて温かく感じ、とても爽やかです」と話すカタリーナさん |
この日、法輪功のブースは特に目立っており、多くの人々が学習者と歓談する中で、法輪大法の素晴らしさや中共による法輪功への迫害の実態について知ることができた。
カタリーナさんは法輪功のブースを通りかかったとき、立ち止まって法輪功迫害の事実について知りたいと思った。彼女は、「はい、私が立ち止まって見てみたいと思ったのは、法輪功のブースが明るくて温かく見えたからです。とても爽やかです」と言った
カタリーナさんは今まで法輪功のことも、中共による法輪功への残酷な迫害も知らなかったという。法輪功迫害の実態を知った彼女は、迫害の停止を支持した。彼女は、「正直に言うと、私はオーストラリアの外で起こっていることについてあまり知識がありませんでした。私は共産主義を認めていませんし、私たちがその方向に向かっていることにも気づいています。そうですね、ただこれは非常に憂慮すべきことです」と語った。
（続）
