【明慧日本2024年11月1日】(中国山東省=明慧記者)山東省莱州市の法輪功学習者(以下、学習者)林洪傑さん、謝慶財さん、方瑞芹さんは5月20日、、莱州市の裁判所によって不当に有罪判決を受けた後、控訴をしたが、最近、煙台市高裁が一審の判決を支持するとの判決を下したことが判明した。現在、73歳の林洪傑さんと69歳の謝慶財さんは莱州市の拘置所に不法に拘束されており、73歳の方瑞芹(女性)は煙台市の拘置所に不法に拘束されている。
強制連行された法輪功学習者に対する不当判決に至る経緯
2023年5月8日の午後、萊州市の警察と「610弁公室」の人員約30〜40人が、グループ学法をしていた林洪傑(林宏傑)さん、謝慶財(謝慶才)さん、滕琴華(滕芹花)さん、方瑞芹(方瑞琴)さん、修国芝さんを不当に派出所に連行した。そこで学習者たちは取り調べを受けた。林洪傑さんのコンピューター、プリンター、消耗品、迫害の実態を伝える資料、大法の書籍などの私物が押収された。この日のうちに謝慶財さん、滕琴華さん、方瑞芹さん、修国芝さんは解放されたが、林洪傑さんは不当に拘束された。5月10日には林洪傑さんは洗脳施設に移送され、迫害を受け、5月19日にようやく解放された。
2023年11月中旬、法輪功学習者の林洪傑(林宏傑)さん、謝慶財(謝慶才)さん、滕琴華(滕芹花)さん、方瑞芹(方瑞琴)さん、高日軍さん、馮国萍さん、潘召華さんが萊州市検察庁によって不当に萊州市裁判所に起訴された。
2023年11月29日、萊州市法院は林洪傑(林宏傑)さん、謝慶財(謝慶才)さん、滕琴華(滕芹花)さん、方瑞芹(方瑞琴)さん、高日軍さん、馮国萍さん、潘召華さんの7人に対して不当な審理を行った。法廷では、法輪功学習者たちは国家の法律に基づき、法輪功の修煉が無罪であることを理路整然と口述で答弁した。中には、法輪功を信仰することは罪ではないと書面で答弁した学習者もいた。裁判中、傍聴者は静かに学習者の答弁を聞いていた。
2024年5月15日、萊州市裁判所は再び7人の学習者に対して不当な審理を開いたが、林洪傑(林宏傑)さんと潘召華さんには通知されなかった。開庭中、学習者たちは発言する権利を奪われ、裁判はいい加減に終了した。
2024年5月20日、萊州市裁判所は弁護士を通じて、林洪傑(林宏傑)さん、謝慶財(謝慶才)さん、滕琴華(滕芹花)さん、方瑞芹(方瑞琴)さん、高日軍さん、馮国萍さん、潘召華さんに対して不当な判決を書面で下した。内容は以下の通り。
林洪傑さん:不当に懲役8年の判決、罰金4万元。
謝慶財さん:不当懲役5年の判決、罰金2万元。
滕琴華さん、方瑞芹さん、高日軍さん:それぞれ不当に懲役3年の判決、罰金1万元。
冯国萍さん:不当に懲役3年の判決(執行猶予4年)、罰金1万元。
潘召華さん:不当に懲役1年6カ月の判決、罰金5千元。
これらの判決は、いずれも法的根拠がなく不当な判決である。
情報によると、2024年10月から、萊州市城港派出所は70歳の滕琴華(滕芹花)さんに対して、毎週1回派出所に行って署名するよう強制し、さらに毎朝、携帯電話で自身の写真を撮影して派出所に送るよう要求している。この行為は、滕琴華さんに精神的にも肉体的にも大きな苦痛を与えている。