私が良い方向に変わると、夫も変わった
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文/中国の大法弟子 新宇  

 【明慧日本2024年11月2日】今年、別の都市に住む私の娘家族3人が、旧正月のために帰省しました。その途中で、孫と婿はインフルエンザにかかり、私の家に着くとすぐに2人とも熱を出してしまいました。娘と私は孫の世話をするために一晩中起きていました。

 2日後、私は姑を故郷から連れてきて、私たちと一緒に新年を祝う予定でした。しかし、婿と孫がインフルエンザにかかっていると聞いて、姑は来たくないと言いました。 

 夫は難しい立場にありました。彼が帰省しなければ、90歳近い姑が一人で正月を迎えることになり、耐えられないのです。一方、婿は私たちと一緒に正月を迎えるのは初めてなので、夫も婿と一緒に過ごす必要がありました。

 私は法輪大法の修煉で学んだように、他人を優先することに決めました。私は夫にこう提案しました。「あなたは大晦日に故郷に帰って中庭を掃除し、姑のために料理を作り、そして夕方に戻ってきて私たちと一緒に夕食を食べたらどうですか?」。夫は私の計画を気に入りました。翌日は私たちと一緒に朝食を食べて、故郷に戻って母親と一緒にお祝いをしました。

 夫が留守の間、私は朝から晩まで家事全般と夕食の支度をしました。夫が帰ってきてから、2人で大晦日の夕食を作りました。インフルエンザであまり食べていなかった婿も、ようやく大好物のものを食べて、私はホッとしました。

 元旦の朝、私は夫に故郷に帰って姑と一緒にお祝いをするように言いました。夫は故郷に向かい、姑と過ごすために親戚を何人か招待しました。姑は喜んでいました。姑は私が夫を故郷に帰らせて一緒にお祝いをさせるとは思っていませんでした。

 家では、私と娘が子供たちと婿の世話に忙しくしていました。幸い、新年の2日目には彼らの体調はだいぶ良くなりました。

 正月の3日目に、私の弟は家族全員を夕食に招待しました。食事中、夫は私の母の健康と幸せを祝って乾杯しました。家族は喜びに満ちていました。

 夫にとって、このようなことをするのは容易ではありませんでした。なぜなら、私と母は法輪功学習者だったため、夫は中国共産党による法輪功学習者への迫害を常に恐れていたからです。夫は私たちが一緒にいるときはいつも私たちを批判したり嘲笑したりして、家族の間に緊張をもたらしていました。夫にとって、私の母は年長者というより敵のようなものでした。

 しかし、今年になって夫は大きく変わりました。私たちが帰るときには、夫は母が階下に降りるのを手伝ってくれました。妹は「どうして兄さんはこんなに優しくなったのですか?」と大喜びでした。 母は後で私にこう言いました。「あなたが良い方向に変わったら、彼も良い方向に変わったね」

 私が彼を第一に考えるようになったことで、彼も変わったことに気が付きました。法輪大法の「真・善・忍」の原則に従うことで、私は他人を第一に考えられるようになりました。法輪大法を修煉するのは本当に素晴らしいことです。

 
(中国語原文:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/6/479349.html)
 
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