【明慧日本2024年11月7日】第10回ブルガリア法輪大法修煉体験交流会(法会)が10月27日、第二の都市プロブディフの中心部にあるラマダ・プロブディフ・トリモンティウム・ホテルで成功裏に開催された。
今回の法会に参加した法輪功学習者(以下、学習者)はブルガリアの各都市から集まり、16人の学習者が、日常生活でどのように真・善・忍に従ってトラブルの中で内に向けて探し、心性を高めていった過程や、真相を伝えるプロジェクトに参加した際の修煉体験を共有した。これらの発表はどれも真摯で感動的で、学習者たちは互いに交流し合うことで、修煉を精進していく決意を固め、慈悲と知恵をもって法輪大法の素晴ららしさを世界に伝えていくために、今後さらに努力していくことを誓った。
第10回ブルガリア法輪大法修煉体験交流会がプラヴディフで開催 |
法会で発表する学習者 |
学法の質を高める感想
ペヨさんは学法の時間を増やした結果、時には1日に何講も法を読むことがあると話した。しかし、しばらくして彼は学法の要点は本を読む速さではなく、理解と集中にあることに気づいた。「時には、同じ一文でも多くの新しい法理を悟ることがあります。それはまるで本全体を読んだような感じです。時には読書と説法のビデオを交互に見ることもあり、その方法がとても効果的です」
ペヨさんは自由な時間を使って、仲間の作ったメディアを閲覧している。例えば、ガンジンワールド、神韻の作品、大紀元、明慧ネットなどである。彼は、世界中の学習者が一つの全体であることを実感し、世間の煩雑な環境から自分はますます遠ざかっていると感じている。また、ペヨさんは真相を伝えるプロジェクトにも積極的に参加し、「この環境は私たち修煉者にとって最も貴重で、次元を高めるのに最も速い方法だと思います」と述べた。
恐怖心と怨恨心を取り除く体験
オリーナさんは、恐怖心と怨恨心を克服した体験を共有した。
「なぜ恐怖が生じるのでしょうか?」、オリーナさんは、二人の幼い子供を一人で育てる決断をした後、「恐怖が私を非常に強く支配し、私が決めたすべての決定が間違っているように感じました」と語った。また、恨み心は主に仕事に関連しており、富裕層の顧客とのやり取りの中で、彼らの行動がオリーナさんに怨恨や嫌悪感を抱かせていた。
修煉を通じて、オリーナさんはこれが自分自身の不足を反映していることに気づいた。彼女はマイナスの感情を克服し、真・善・忍の基準で人間関係を対処するよう努めた。次第に、顧客との関係は円滑になり、コミュニケーションも容易になったという。オリーナさんはこの変化を「小さな奇跡」と呼び、同僚たちは彼女が仕事上のトラブルを冷静に処理できることを賞賛した。「銀行では無数の研修がありますが、大法だけが私の仕事に役立ちました」とオリーナさんは語った。
自我を放下し、本当に他人のためになる
セルゲイさんはロシア出身で、長年ブルガリアに住んでいる。彼は「真善忍国際美術展」の活動に参加している中で、自分の「自我への執着」の心に気づいた。
最初、彼は美術展のチラシを配っていたが、人々は無関心で多くの顔には疲れが見えた。その時の人々の反応は沈黙や無視、時には怒りに満ちたもので、彼はまるで商品を売り込んでいるかのようであった。行き詰まりの状況で、セルゲイさんは正念を発し、旧勢力の妨害を排除し、周りの空間の浄化をし始めた。しばらく続けた後、彼は人々が次第に美術展のチラシを受け取るようになったことに気づいた。
「いったい何が大法の威力の現れを妨げているのだろうか?」と彼は考えた。「あるとき、私は自分が他の人を好きではないことに気づきました。自分の感情は傷ついていたのです。道で3時間もかけて説明したのですが、彼らは私を無視し、不愉快そうな顔をしていました。多くの人が手を振って、私を馬鹿にするような仕草をしました。それは侮辱であり、恥をかかされたように感じました。彼らは明らかに社会的地位が低いように見えました。そこで私は悟りました。その瞬間、私が最初に考えたのは他の人ではなく、自分自身のことだったのです。私は自分の利益や得失にばかり考えていて、他の人の利益を優先していなかったのです」
自分を変えようと努力する中で、セルゲイさんの目の前にある光景が浮かんだ。彼は、人々が厳しい状況の中で生きていることを感じ、多くの通行人が大きな袋に食物を詰めて背負い、明らかに彼らが最も気にしているのは自分のお腹で、つまり絵画や芸術ではなく、生きるための基本的な欲求であることが分かった。セルゲイさんは深い憐憫を感じ、思わず涙が溢れた。
セルゲイさんはこう言った。「これらの内省が私を目覚めさせました。今、私は通行人たちの消極的な態度や苦しみに対して、マイナスの感情を持っていません」
積極的な態度でトラブルを対処する
ズラトコさんは、自宅近くのスパセンターでマッサージ治療士として働いており、定期的に「朝の座禅紹介」を開催して顧客に法輪大法を広めている。
仕事を始めたズラトコさんは、オーナーと労働条件や給与について合意したが、その後の状況は予想とは大きく異なり、彼は仕事に対して消極的になり、顧客に対する優しさを失ってしまった。彼は新しい仕事を探し始め、毎日求人広告を見ていたが、結果は何も得られなかった。そこで、彼はなぜこんなことが起きているのか、そして自分のこの対応が正しいのかを考え始めた。
「私は自分に言い聞かせました。私は法輪大法の修煉者であり、もっと良い態度で顧客に接しようと思いました。彼らが通り過ぎるとき、私は笑顔で挨拶を始めました。そして、手伝いが必要であるかどうか尋ね、できるだけ消極的な考えを持たないようにしました。彼らが助けを求めてきたときは、立ち上がって指導をしました。もう高い給料や不公平なことについて考えなくなりました。なぜなら、私が得られるかどうかや、どれだけ得られるかは、私の主観的な願望で決まることではないと悟ったからです。そこで、私はもう仕事を探さなくなり、オーナーに対する不満も、愚痴を言うこともなくなりました。この場所は師父が私に与えて下さった職場であると気づいたからです」
「そして、思いもよらぬことが起きました。その月の仕事量は増え、人々は私を指定して治療に来るようになり、売上と給料は二倍になりました。私は、以前の考えや怨恨が間違っていたことに気づきました」と、ズラトコさんは語った。
新しい学習者が修煉体験を分かち合う
旧ザゴラ出身のプラメナさんは、修煉を始めて数カ月の新しい学習者である。彼女は5、6年前にある真相を伝える活動で法輪大法を知り、今も折り紙の蓮の花を大切に保管している。
修煉を始めた際、プラメナさんはまず『法輪功』を読んだ。当初、特別な期待を抱いていたわけではなく、ただ功法に強い興味を持っていたのだが、彼女は大法の本がこれまで読んだ本とは全く異なることに気づいた。一度読み終えた後、彼女は再びその本を読みたくてたまらなくなり、学習者の助けを借りて功法を学び始めた。
「『法輪功』を読んでから、私はタバコ、コーヒー、チョコレート、アルコールへの執着を捨てました。味覚も変わり、全く違ったものになりました。修煉を始めて1カ月、朝の活力が増しました」とプラメナさんは語った。
そして、主要な著作『轉法輪』を読んだ後、彼女の生活はさらに良くなったという。「短い修煉の中で確信したことがあります。それは、心から、自己の利益を考えずに行うことができれば、生活のすべてが変わるということです」と、プラメナさんは言った。
プラメナさんは、情こそが最も取り除くのが難しい執着だと感じており、自分が修煉すべき点はまだ多く、時間が経つにつれてそれらの問題が解決されることを望んでいる。彼女は家庭生活における困難や試練を経験し、その中には離婚も含まれている。しかし、大法を修煉した後、彼女はその試練が自分の修煉向上に役立つことを理解し始めた。
法を学ぶことの重要性を会得
古い学習者のラドスラフさんは、修煉の中で最も難しい点は修煉者同士の見解の違いではなく、法をしっかり学ばなければ、認識に差が生じてしまうことだと気づいた。「もし私たちが質の高い学法を保証するなら、法の中で問題を理解することができ、解決できない問題はないでしょう。法を暗記することで、学法の質を確保し、より集中することができました。私は、大法の本と一体化したような感覚を持ち、強く浄化されている感覚を得ることができました」とラドスラフさんは語った。