豪州キャンベラで集会を開催 中共の生体臓器収奪の阻止を呼びかける
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 【明慧日本2024年11月14日】オーストラリア一部の法輪功学習者(以下、学習者)は11月4日から7日にかけて、再びキャンベラの連邦議会議事堂前で平和的な請願活動を行った。学習者はオーストラリア下院に対し、法改正案の可決を求め、中国共産党(以下、中共)による生体臓器収奪という人道に対する犯罪を阻止するよう呼びかけた。

 11月6日正午、学習者は芝生の上で記者会見を開いた。オーストラリアの人権弁護士や学習者などが集会で発言し、中共による生体臓器収奪の犯罪が依然として続いていることを明らかにした。また、オーストラリアの人々が知らずに違法な臓器取引に加担しないよう、連邦政府が関連法案を可決することの重要性について訴えた。

 当日の午後、超党派の連邦議員が国会で中共の生体臓器収奪の阻止を目指す立法に関するシンポジウムを開催した。このシンポジウムには、オーストラリア連邦政府関係者、法律関係者、人権委員など各界の人々が出席した。中共による生体臓器収奪の生存者である程佩明氏がビデオを通じて証言し、自らが経験した生体臓器収奪の体験を語り、現場の質問にも答えた。

图1:二零二四年十一月四日至七日,来自澳大利亚各地的部份法轮功学员在堪培拉联邦国会大厦前和平请愿,呼吁澳洲政府立法制止中共活摘器官。

11月4日から7日まで、キャンベラの連邦議会議事堂前で平和的に請願活動を行う

 オーストラリアは生体臓器収奪を阻止する法案を可決することが重要である

图2:澳洲人权律师玛德琳・布里吉特(Madelene Bridgett)在十一月六日举行的新闻发布会上发言。

11月6日の記者会見で発言する人権派弁護士マデリン・ブリジットさん

 人権弁護士のマデリン・ブリジットさんは、11月6日に行われた記者会見で、「今日ここに来たのは、オーストラリアが改正すべき立法について大臣らと話し合うためです。現在、連邦議会下院ではある法案が審議されています。その法案は、海外へ渡航し帰国する際に、入国カードに海外で臓器移植を行ったかどうかを記載することを求めるものです」と述べている。

 同弁護士はこの法案を通すことの重要性を強調し、「オーストラリアは、どれだけの人が実際に海外に渡航して臓器移植を受けているかをより明確に把握できるようになります。現在、オーストラリアではこうしたデータは収集されていないため、どれだけの人が海外で臓器移植を受けているのか、その臓器がどこから入手されているのか、そしてそれが合法で倫理的に入手されたものかどうかについて、国として把握できていません。ですから、この法案は非常に重要です。この立法を通じて、オーストラリアが同様の法律を持つ他の多くの国々と歩調を合わせることを願っています。特に中共による(強制)臓器摘出を含む、海外での臓器取引を阻止し防止するために、連邦議会が法を制定することが本当に重要です」と述べた。

 貿易のために人権と基本原則の価値を犠牲にしてはならない

图3:澳洲法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>学会会长露西・赵(Lucy Zhao)博士在集会上表示,贸易不应该以牺牲人权和基本原则为代价。

集会で発言すオーストラリア法輪大法学会会長ルーシー・ジャオ博士

 オーストラリア法輪大法学会会長ルーシー・ジャオ博士は集会で、「中共による法輪功への迫害と生体臓器収奪は25年間続いています。現在、イギリス、フランス、イタリア、カナダなど多くの国々が、生体臓器収奪を禁止するための立法措置を講じています。今年8月にはオーストラリア上院でも法案が可決されましたが、これは生体臓器収奪を防止するための第一段階に過ぎません。この法案が下院でも多数の議員によって支持され、正式な法律として成立することを願っています」と述べた。

 ジャオ博士はさらに、「生体臓器収奪を阻止することはオーストラリア政府にとって敏感な問題です。政府は中国との貿易関係を考慮しているでしょう。私たちは中国との貿易に反対しているわけではありませんが、貿易は人権の価値を犠牲にしてまで行われるべきではありません。もし貿易のために人権や基本的な原則を放棄するならば、それはオーストラリアにとってメリットがなく有害なのです」と述べた。

 中共は生体臓器収奪で利益を得ており、悲劇は依然として続いている

图4:澳洲法轮大法学会发言人约翰・戴乐(John Deller)在集会上发言。

集会で発言するオーストラリア法輪大法学会スポークスマンのジョン・デラー氏

 オーストラリア法輪大法学会スポークスマンのジョン・デラー氏は集会で、「一部のオーストラリア人患者が中国で臓器移植を受けていますが、彼らが違法な臓器移植を受けたかどうかは確認できません。中国では、法輪功学習者を含む良心の受刑者である無実の市民が『必要に応じて』殺害され、その臓器が世界中の患者に売られています。中共と中国の病院システム、そして医師らは臓器収奪で莫大な利益を得ており、これは悲劇です。私たちは国会議員がこの悲劇を理解し、オーストラリアの法律を通じて対策を講じることを願っています。そして、オーストラリア政府と議員が立ち上がり、違法な臓器移植を阻止するために声を上げてほしいと思います」と述べた。

 学習者:違法拘禁中に数回にわたり健康診断と採血を強要されている

 学習者の庄さんは集会で、自身と家族が拘置所、労働教養所、刑務所、警察署などで何度も強制的に血液採取をされたことを証言した。「2001年1月から2002年12月まで、私は不当に2年間労働教育を受けました。その間、上海の女子労働教養所では当時収監されていた全ての法輪功修煉者に対して少なくとも2回の血液採取が行われました。2011年12月から2013年12月には、今度は不当に2年間の実刑を言い渡されました。2012年8月頃のある日、上海浦東拘置所から上海女子刑務所に移送される前に、拘置所の警官に病院へ連れて行かれ、非常に詳細な身体検査を受けました。検査内容は血液検査、エコー、超音波検査、CTおよびX線検査などでした。拘置所の警官は、『法輪功修煉者だけがこれほど詳細な医療検査を受けさせられている』と私に告げました」

 彼女はさらに、母親と夫も不当な労働教育期間中に何度も強制的に採血されたことを明らかにした。「私たちは、身体検査や採血はただの前段階であり、生体臓器収奪が彼らの陰謀であることを知っていました」

 シンポジウムでは中共の犯罪に焦点を当て、オーストラリアの生体臓器収奪に防止する法案の可決を推し進める

 11月6日午後、連邦議員が超党派で国会議事堂内にてシンポジウムが開催され、政界、法律界、人権担当官などが参加した。中共による生体臓器収奪の残虐行為が再び焦点となった。

 中共による生体臓器収奪から生還した学習者の程佩明氏がビデオ通話を通じて証言し、生体臓器収奪の苦痛な体験を証言した。参加者らは、オーストラリア政府に対し、法整備を進め、国際的に生体臓器収奪に反対する取り組みに加わるよう強く促した。

图5:研讨会发言人之一、人权律师马德琳·布里吉特(Madeleine Bridgett)表示,程佩明展现巨大勇气,呼吁澳洲政府在法律上采取更严厉措施,制止中共活摘器官罪恶。

セミナーで発言する人権派弁護士のマデリン・ブリジットさん

 程佩明氏はビデオ通話の中で次のように話している。「2004年11月16日夜9時、大慶刑務所から私は大慶市第四病院に送られました。私が同意しないにもかかわらず、6人の警察に強引に押さえつけられ、麻酔をかけられました。数日後に目を覚ました時、手術による痛みが非常に辛かったです」

 程氏の体の左側には、長さ35センチの傷跡が残っている。現在でも左腕や肋骨のあたりに鈍い痛みがあり、特に雨の日や疲れがたまっている時には耐え難い痛みがあるという。世界中の多くの臓器移植専門家や医学の専門家が声明を発表し、程氏の一部の肝臓と肺が確かに摘出されたことを確認したという。

 程氏の証言は非常に説得力のある証拠を提供し、参加者に衝撃を与えた。彼の実体験は、オーストラリアの各党派が生体臓器収奪に反対の立法を推進するための自信と決意を高めることに貢献していると言える。

 今年の8月、オーストラリア上院は初めて違法な臓器売買に対抗するための関連法案「2023年移民修正案(海外臓器移植の開示およびその他の措置)」を可決した。この法案は、すべての入国者が入国時の申告カードにおいて、過去5年以内にオーストラリア国外で臓器移植を受けたかどうかを開示することを求めている。また、臓器移植を受けた者は、移植を行った医療機関の名称、所在する都市、および国を開示するよう義務付けられている。

 この法案は現在、オーストラリア連邦下院で審議されており、もし可決されれば、この法案は正式に発効されることになる。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/8/484809.html
 
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