【明慧日本 2025年1月7日】昨年12月6日に「なぜ神韻を称賛するのか」(別名「なぜ神韻にこれほど注目するのか」)という記事を掲載した後、読者から関連する投稿が続々と寄せられました。読者は神韻に注目する理由を述べています。2025年を迎えるにあたり、日々数千通に及ぶ李洪志師父への年賀状や祝賀の言葉を掲載すると同時に、明慧編集部に寄せられた読者からの手紙3通を選んで紹介します。
手紙は英語で書かれたものです。周知の理由により、投稿者の個人情報は伏せさせていただきます。以下は和訳です。
投稿その1:変化し続ける世界 平和と信仰と善良の季節
米国で25年間暮らし、自宅でクリスマスを過ごす時間を大切にしてきました。地域全体の祝日の飾り付けを見るのは本当に心が温まります。多くの人にとって、家族を中心とした平和な季節であり、この貴重な伝統が続いていくことを願っています。
近年、神韻の活動にボランティアとして参加しています。神韻芸術団は中国古典舞踊の団体で、(郡名省略)の一流の(地名省略)芸術センターで「共産主義以前の中国」を上演しています。歴史物語や民族文化を通じて伝統を讃え、舞踊と音楽で善良、忠誠、勇気の価値を伝えています。また法輪功(精神修養法)に対する中国共産党の迫害を取り上げた作品も含まれています。これらの公演は非常に感動的で、心に響くものです。
現代社会では、深い人間関係が失われているように思われます。神韻から、他者を思いやり、日常生活の中で愛と善良さを大切にすることの重要性を学びました。しかし、これまでの(共産主義の)道を進み続けると、未来は暗いものになるかもしれません。
伝統、信仰、善良さを守り続けることで、この困難な時代に希望と保護を見出すことができます。善悪には必ず報いがあるという時代を超えた智慧は、今でも真実として存在しています。
投稿その2:(タイトルなし)
(州名を伏せて)州の住民として、下院代表委員会による最近の調査結果について所見を述べたいと思います。調査によると、新型コロナウイルスは武漢の中国の研究所から発生した可能性が高いとされています。この感染症により、アメリカでは100万人以上が命を失い、14兆ドルの経済損失が生じました。
このウイルスを世界に広めた中国共産党は責任を負うべきです。同様に重要なのは、このような悲劇が二度と起きないようにすることです。中国共産党は世界支配の野心を持ち、アメリカを最大の障害と見なしています。中国の企業や市民の間に、攻撃的で無責任、人類共通の倫理観を無視する文化を醸成してきました。これらが課題となっています。
米国と国際社会は、中国の人々が基本的な人間の価値観を取り戻すことを支援しなければなりません。中国古典舞踊の神韻芸術団は、公演を通じてユニークな解決策を提供しています。神を敬い、自然や人類との調和を大切にする中国伝統文化を讃えているのです。
中国が共産主義体制を放棄し、人間の尊厳と相互尊重を重んじる豊かな文化的遺産に立ち返れば、世界と平和に共存することは不可能ではありません。
投稿その3:神韻と米国の外交政策
毎年の年末年始、神韻芸術団の広告がYouTubeに繰り返し登場し、少なくとも30秒は注目を集めています。神韻の公演は何度も鑑賞しましたが、中国文化への情熱を再び呼び覚ましてくれる素晴らしい力に感謝しています。アメリカの外交政策を注意深く観察する立場から、神韻は単なる娯楽以上のものを提供していると考えます。
神韻は米国の一般市民に中国共産党体制について教育を行っています。米国人は娯楽番組を通じて知識を得ます。対北京アプローチを再定義する時代において、多くの有権者の支持はワシントンの政策決定者の成功に不可欠です。一般家庭にとって、中国の経済、技術、安全保障上の脅威といったテーマは、食卓で話題にしづらいものです。一方、自由と基本的権利に関する物語は、より直接的で受け入れやすいものです。
新疆のウイグル族への迫害や中国の他の地域での人権侵害について、新聞や雑誌で時折取り上げられることはありますが、その説得力は舞台演劇と比べものになりません。神韻の舞踊は革新的に、法輪功学習者が直面する宗教的迫害の物語を取り上げています。黒い制服を着た中国の警察官が若い女性を追いかけ、殴打する場面は、観客の記憶に何か月も、時には何年も残ります。注目すべきは、神韻が世界ツアーを2006年という早い時期に開始したことです。当時、政府はまだ中国と「関与」しており、人権侵害はしばしば軽視されていました。
神韻芸術の中心テーマは、中国の不朽の伝統的価値観を示すことです。これは美しい音楽と舞踊の根底にある本質であり、神韻が本当に伝えたいことです。陳腐に聞こえるかもしれませんが、共有する価値観こそが国家間の長期的な関係を定義します。中国との関係を扱う鍵は、その価値観を真に理解することです。これらの伝統的価値観は、数千年にわたる王朝を通じて中国という国家を支えてきました。現在の共産主義体制は過去1世紀にわたってこれらの伝統を根絶しようと試みてきましたが、それはできません。これらの価値観はいかなる王朝や支配体制よりも長く存続し、中国の人々を結びつける精神的な磁石として、米中関係の基盤となるでしょう。
これらの価値観とは何でしょうか。第一に、人間は神によって創造され、より高次の場所から来ているということです。第二に、道徳的品性を養うことで、仕事で成功し、家族の調和を保ち、国全体に秩序をもたらすことができるということです。最後に、心性を修煉することで、人は本来の真の自己に戻ることができるということです。
神韻の物語は、進行中の米中競争に道徳的な次元を加えるよう私たちを招いています。長年にわたり、議論は世俗的なレベルに限定されてきました。実際、中国に向けられる多くの非難は、私たち自身にも向けられる可能性があります。物質的な競争にのみ焦点を当てると、競争は混戦となり、正邪の区別が難しくなります。神韻の物語には道徳的な曖昧さがありません。善は報われ、悪には報いがあるという物語に、人々は引き付けられます。
これは多くの場合、力と希望が生まれる場所です。中国共産党の支配下で世界がどのようになるかを明確に示し、私たちの思想的信念を明確にしなければなりません。
私たちが米国の繁栄と優位を望むのは、経済的、技術的、軍事的に強いからではなく、より思いやりのある寛容な生き方を代表しているからです。
神韻については三者三様の解釈があります。私の視点では、神韻は米国の外交政策の道具として貴重な役割を果たしています。