【明慧日本 2025年2月10日】偉大な芸術作品は人々の心に衝撃を与え、善悪の目覚めを促し、道徳を養う。それは東西の文明において崇高な地位を占めている。伝統芸術は穏やかで平和な方法で人々の心を潤し、深い余韻を残す。フランスの作家フローべルは偉大な芸術作品についてこう述べている。「芸術家は自らの作品の中で、神が万物の中にいるように、姿を隠しつつも、至る所でその存在を人々に感じさせることができる」
古代ギリシャの哲学者ピタゴラスは、音楽の神秘は天体が示す調和の数への模倣にあり、宇宙の調和の法則を反映していると考えた。中国文化では、音楽は天地五行と対応し、『礼記』の記載によれば、「大楽は天地と調和し、大礼は天地と節を同じくする」とされている。
伝統文化において、東西を問わず、宇宙と天地への畏敬と讃美が存在する。ドイツのあるオペラハウスには次のような言葉が記されている。「バッハは神の言葉を、モーツァルトは神の笑いを、ベートーベンは神の炎を与え、そして神は私たちに言葉なく祈ることができる音楽を与えた」
美しい伝統文化は長きにわたり人類を育み、涵養してきた。西洋人は「人魚姫」や「白雪姫」などの民話を通じて正義と邪悪の戦いを感じ取り、中国人は四大名著や講談、演劇を通じて因果応報と天の加護を学んできた。
しかし、現代社会が物質文化を重視するようになるにつれ、生活は便利で快適になった一方で、道徳観念は日々低下している。現代意識下の大衆文化は個人の感情の発散を強調し、感覚的な心理を刺激し、物質的な欲望と享楽を追求している。識者たちはこうした状況の変化を期待し、伝統の回帰を待ち望んでいる。
2006年、神韻芸術団がニューヨークで設立され、中国古典舞を通じて五千年の文明を表現している。設立以来、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オーストラリアの200以上の都市で1万回を超える公演を行い、観客から熱烈な歓迎を受けている。観賞を通じて、人々は神性の輝きを感じ取っている。
天国を垣間見たようだ
2025年1月19日、ハリウッドの音楽プロデューサー、トム・ルッソ氏は神韻の公演を観賞し、「美しさは超凡脱俗で、あらゆる面で信じられないほどだ」と語った。音楽界で高い評価を受けているルッソ氏はレコードプロデューサー、作詞作曲家、ミキサーとして、これまでに16回のグラミー賞を受賞している。彼は「天国のような光景で、心を奮い立たせ、心に響く」と感じ、公演が伝える神性の内容から「啓示と勇気」を得たという。
2024年4月27日、ドイツの作家で学院創設者のアンドレアス・ポット氏は神韻の公演を観賞し、最後の演目が心に刻まれたと語った。「言葉では表現できない光に包まれた神(創世主)が現れた時、心の奥底まで響いた」「その感覚があまりに深く、心の最も中心で100パーセント感じ取ることができる」と悟り、「もし私たちが一生、普遍的な価値的に従って生きるなら、いつの日か、私たちがそこに到達した時、同じように反応を受けとるはずだ」
2024年2月13日、アラバマ州エルモア郡車両管理局(DMV)部門マネージャーのドナ・ビンガム氏は神韻の公演を観賞し、舞台上で「空気中を流れる光のような、喜びと平和のエネルギー」を目にし、「そのエネルギーは舞台上や出演者たちの中にあり、観客一人一人にも広がり、確かに影響を与えている」と語った。
フィナーレでは創世主が現れて世の人々を救済する場面が展開された。ビンガム氏は再びエネルギーを目にし、「それは黄金色で」「すべての人々への平和と慈悲という、非常に力強いメッセージ、そのような静けさと平安」を感じたという。「私はエネルギーを見て、すべての人が愛の中で一つになるのを見た。まるで天国を垣間見たようだった」と語った。
創世主はすべての人々に深い愛を注いでいる
2024年4月7日、アメリカの映画プロデューサー、脚本家のアネット・サントレロ・エクスポジト氏は公演を観賞した。「演目は非常に感動的だった」と語り、「創世主がすべての人々に深い愛を注いでいる」ことに深く心を動かされたという。「なぜなら、創世主は私の人生の主であるから」と述べた。神韻の歌唱家の歌声に感動して涙を流し、「思わず涙があふれた。創世主を深く愛しているから。創世主がいなければ、私たちは何もできず、何も持ち得ない」と語った。
2024年5月4日、婦人子供向けファッションブランドMini-Bohoの創設者でデザイナーのティファニー・ルイス氏は神韻の公演を観賞した。開幕から終演まで、天人や神仏、天国の世界が観客の目の前に展開され、「これは明確に創世主の慈悲を示しており、私は精神的な成長を感じた」と語った。ルイス氏はエネルギーについて、「それは絶え間なく循環しているようで、何かが出演者たちの中に入り、感情となって表れ、創世主に向かって表現され、そしてまた創世主からのエネルギーを受け取り、再び表現される。だから私にとって、それは固定的な形ではなく、むしろ流入と流出を繰り返すもので、まるで創世主からのものであるかのようでした」と描写した。
古代ギリシャの女神に重なる 神韻の天国の仙女たちの舞姿
ガラティエ氏は古代ギリシャの古典舞踊学者で、長年ギリシャ神話を研究し、フロリダ州のリン大学で古代ギリシャ舞踊技法を教えており、詩人であり音楽家でもある。神韻公演を観た後、興奮して語った。「この総監督(振付家)に伝えたい。神韻の天国の仙女たちの舞姿は古代ギリシャの女神とあまりにも似ている!これらの神韻の舞姿は天人の神聖な姿を表現しており、出演者たちも最高の舞踊水準でそれを表現している。古代ギリシャの女神の姿と神韻の天国の仙女たちの舞姿はほぼ同じなのだ」
2024年1月16日、大阪での公演を観賞した後、華人観客の趙さんは興奮して語った。これは決して凡人には演じられないものだと。「舞台上はすべて仙人や仙女たちで、この曲も舞も天上界にあるはずのもので、彼らの背後には必ず神の加護があるに違いない」
無神論と進化論の思想は嘘と欺瞞
2024年12月26日夜、ソフトウェアエンジニアリング会社の会長ジェフリー・パレルモ氏は神韻公演を観賞し、「最も印象深かったのは、この世界を創造した創世主の教え――無神論と進化論の思想は嘘と欺瞞であり、すべての人を欺いているということだ――これは非常に重要なテーマで、すべての人が聞くべきものだ」と語った。
2025年1月16日、日本の防衛省官僚の楳沢章延氏は神韻公演を観賞し、「幕が上がった瞬間から涙が流れた」と語った。梅澤氏は深い感動を覚え、「傑作だ、感動的だ。人生にはそれほど多くの心を震わせる瞬間はないが、今日の私は衝撃を受けました」と述べた。
2025年1月22日、日本の著名なマナー講師で企業グループ総裁の西出博子氏は神韻公演を観賞し、「今日の世界において、この舞台は本当に人類を救うことができる。人類が救われれば、動植物さらには自然界も救われる。地球そして宇宙が、この公演を通じて本来の美しい姿を取り戻すことを本当に願っている」と語った。
神は既に戻ってきている
2025年1月3日午後、ポーランドの元駐中国外交官イザベラ・ユリア・チェホフスカ氏は母親と共に神韻公演を観賞した。彼女は公演から放たれる強力なエネルギーを感じ取り、そのエネルギーは温かさと魂の震えをもたらしたという。「舞台上のエネルギーは劇場全体に満ち、私の体内にまで充満している」と説明した。
芸術の起源をたどると、人々は芸術の生命力が芸術の神性的な内容にあることを発見する。現代の混乱した世の中で、多くの人々の心の中にはなお期待が満ちている。そして失われた伝統と神性的な内容を取り戻すことができるのは、偉大な芸術だけだ。神韻芸術はエンターテイメントと神性を一体化し、人々の神性を啓発し、伝統と道徳の回帰を導いている。