26.6億ドルについて語る
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文/義言

 【明慧日本2025年1月7日】 最近、一部の悪意ある者たちは「宗教的狂信者が26.6億ドルを荒稼ぎ」というタイトルで海外の神韻芸術団を中傷している。私も26.6億ドルについて語りたいと思う。

 一、合法的な収入

 神韻の収入はチケット販売によるものであり、個人や団体からの寄付金ではなく、ましてや法輪功学習者からの献金でもない。つまり「宗教的狂信」とは無関係である。神韻は中華民族の五千年の伝統文化と普遍的価値「真・善・忍」を広めている。観客がチケットを購入するのは、この二点を認めているからだ。

 客席に座る数百万の観客は、各国、各民族、様々な信仰を持つ人々だ。アメリカもそうであり、ヨーロッパもそうであり、台湾、日本、韓国もまた同じだ。

 神韻のチケット価格は決して安くはなく、500ドルにも達する。観客が支払うのは一時の興奮からではなく、演出の水準が卓越し、技芸が精緻を極め、「世界トップの舞台」と称賛されているからである。観客がこの金額を支払うのは、中華の神伝文化と「真・善・忍」の道徳基準への深い共感に基づいている。したがって、神韻が得る収入は情理にかない、正当であり、合法的で、誇るべきものだ。

 二、神韻の卓越性の証明

 神韻は2006年の設立以来、絶えず発展を続け、次第に世界に広まり、主流社会が注目する焦点となった。毎年開催される神韻公演は、世界の一流劇場で巡演を行い、各界の名士、政界要人、実業家が集まり、チケットの入手が困難な状況となっている。

 これに対し、中国共産党は毎年、多額の税金を無駄にし、公費で様々な芸術団体の海外公演を援助しているが、観客が集まらず赤字を出すばかりか、出演者が亡命する事態も起きている。

 実際、海外の多くの老舗芸術団体も収益は芳しくなく、特に感染症流行期間中は収入が大幅に減少した。しかし、神韻芸術団は逆境の中で上昇を続け、当初の一団体から八団体へと拡大し、世界各地で足跡を残している。今年の神韻公演は、イギリス、アメリカにおいて、チケット販売開始直後に完売となっている。神韻の8つの団体は、全世界200都市で800回の公演を行い、観客数は数百万人に達する見込みである。世界中で、神韻の精緻な演出は、すでに多くの神韻ファンを集めている。

 つまり神韻が収益を上げているのは、神韻が真の実力と真の技を持つことへの証明なのだ。

 三、観客による評価

 周知の通り、世界経済は全体的に下降傾向にあり、社会は停滞している。このような時期に神韻が収益を上げているのは、観客たちが「真・善・忍」の側に立っていることを示している。

 悪意ある者たちは「26.6億ドル」という目立つ数字で人々の妬みを刺激し、「見ろ、法輪功がこんなに稼いでいる!」と暗に示そうとしている。しかし、私が読み取ったのは「なんと、法輪功にはこれほどの実力があったのだ!」ということである。

 四、正義の「義」を示す

 悪意ある者たちは、神韻芸術団には多くのボランティアが無償で働いており、これらは法輪功学習者だと述べている。これは従来の欺瞞と矛盾している。つまり、「アメリカ政府からの資金を受けている」という中国共産党の虚偽は、悪意ある者たち自身によって暴かれた。

 法輪功学習者がボランティアとして活動するのは、完全に中国文化への純粋な愛と誇り、そして真・善・忍という普遍的価値を広めたいという真摯な願いに基づいている。この純粋で善良な堅持は25年を経て、神韻芸術団の開花として再び世の人々の目に触れることとなった。

 五、飛天大学の無償教育

 26.6億ドルは少なくない金額であるが、中華5000年の文化伝統を伝承するという使命に比べれば多くはない。飛天大学は神韻がアメリカで登録した正規の中国古典舞踊および音楽教育機関であり、全額奨学金制を実施し、学生一人当たり年間5万ドルの費用を節約している。これには食事、宿泊、実習、外部公演、旅行などあらゆる費用が含まれている。神韻の出演者は海外公演の際、高級ホテルに宿泊し、高級料理を楽しみ、「世界旅行の夢」を実現しながら、世界最高峰の芸術劇場で観客に公演を披露できる。これは多くの芸術家が望んでも叶わないことであり、神韻の出演者と研修生は一年で百回以上の公演を行っている。

 六、「真・善・忍」という普遍的価値は無価の宝

 法輪大法の「真・善・忍」という普遍的価値を広めることに比べれば、26.6億ドルはあまりにも些少である。25年間、中国国内では中国共産党が作り出した情報の渦の中で、人々は法輪功が国外でいかに歓迎されているかを知らない。『轉法輪』はすでに50の言語に翻訳され出版されている。真・善・忍はすでに世界の人々に広く認められており、多くの政界要人や著名人が神韻の公演を観ることを誇りとしている。

 このように深い文化的素養を具えた演出は、「天に反し、地に反し、人に反する」と称する無神論の中国共産党が容認できないものである。なぜなら、神韻は人々がマルクス・レーニン主義の共産主義によって破壊された中華五千年の文化伝承を取り戻すことを助けているからである。神韻についてのいわゆる宣伝は、実際には世の人々が神韻を理解する助けとなっているのである。

 観客は神韻を観た後、精神的な高い満足感と中華文化への称賛を得ている。人々は観たいと願い、競って観ようとし、誰もが進んで支払いをする。これこそが神韻の成功を示している。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/4/487939.html
 
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