黒竜江省:依蘭県の法輪功修煉者が一斉に不当逮捕される
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 (明慧日本)黒竜江省依蘭県の法輪功修煉者・丁学平さん、李慧慧さんら5人は2011年10月29日午後4時ごろ、警官によって不当に連行されたうえ、家宅捜索や家財没収を受けた。

 丁さんら5人は公安局で、暴行を受けながら尋問を強制された。うち1人、未成年の女性修煉者も容赦なくひどい暴行を加えられた。この迫害に加担した国保(国家安全保衛)大隊の警官が今回の迫害を画策し、リーダーとして修煉者への見張りから不当連行まで手配していた。

 当初、この迫害を行う際に、国保大隊の警官は暴力団員を装って、自分が悪人だと言い張って修煉者たちを迫害していた。

 現在、丁さんと李さんは依蘭県留置場で監禁を強いられている。ほかの3人は金銭をゆすり取られた後、釈放された。

 丁さんはかつてハルビン市万家労働教養所での不当拘禁を受け、壮絶な拷問などを受け、苦しめられた。

 法輪功は世界114カ国に伝えられ愛好されており、すでに1億人以上の人々が法輪功の修煉を始めている。法輪功を修煉するにつれ、心身ともに改善し、道徳も向上する。中国の憲法や法律において、国家として公民らが法輪功を修煉することを禁止したことはない。憲法に信仰の自由が明確に書かれている以上、法輪功修煉者の信仰と伝播は犯罪行為ではない。

 しかし、1999年以降、中共(中国共産党)当局は自国内の法輪功修煉者に対し、激しい弾圧を行い、この卑劣な弾圧政策のもとで警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が法輪功への迫害に追随し、迫害の規模を拡大させている。また、憲法を無視して修煉者への迫害に加担する610弁公室は、法律上、正規の施設として登録されておらず、中央政府機関により私的に設立された、当局の法輪功への弾圧政策のもとで地下組織として管理されている。その組織の本質は、ナチスとまったく同じである。 

 この12年来、修煉者は中国の刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場などの施設で行われている暴行や拷問によって苦しめられており、彼らの家族も当局から迫害を受け、一家揃って甚大な苦痛を受け続けてきた。そして、その一連の迫害によって多数の修煉者が命を失った。 

 しかし、善、悪はともにその行いに報いがあるもので、中共の卑劣な弾圧政策のもとで迫害を行なっている警官ら司法部門に、自らの将来のためにただちに迫害を停止するよう呼びかける。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/6/248802.html)     更新日:2011年11月9日
 
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