(明慧日本)大連市の法輪功修煉者・於長順さん、李徳会さん、張国祥さん、滕文質さん、韓継玲さん、王慧さん、楊淑文さんは現在、遼寧省の撫順洗脳班に拘禁されている。2011年10月20日、洗脳班に拘禁されている法輪功修煉者たちの家族十数人は、法輪功修煉者たちと面会に行った。
翌日、家族たちは大連市金州国保(国家安全保衛)大隊の施設を訪れ、法輪功修煉者たちの釈放を求めた。家族たちに対応した国保大隊の警官は「責任者は外出中なので、午後に来てください」と言った。しかし、午後、家族たちは再び金州国保大隊に訪れたが、国保大隊の警官に「責任者は入院中なので、釈放を求めるなら、政法委員会に行ってください」と言われた。政法委員会で家族たちは、政法委員会の書記・高と面談することができた。家族たちが法輪功修煉者たちの釈放を要求すると、高は「一人ひとりの状況を見て、釈放するかどうかを判断する」と答えた。
張さんの80歳を過ぎ失明した母と、両親を連行された張さんの甥は、当時張さんを連行した派出所を訪れた。2人は「張さんの稼ぎがないと家の生活が維持できない」という村からの証明を持ってきて、派出所の人に見せて家庭の事情を説明し、そして、没収された6千元の返還と張さんの釈放を繰り返し求めた。派出所の王隊長は「来週の月曜日にお金を取りに来い」と言った。
張さんは2011年6月29日、仕事場で秘密裏に連行され、派出所に拘禁された。午後1時ごろ、3人の私服警官は、張さんのいない張さんの家に侵入し、家宅捜査を行った。警官らは張さんの家にあったノートパソコン、携帯電話、キャッシュカード、現金などの私物を没収した。
警察内部の情報によると、警官は6月に金州区に在住の30数人の法輪功修煉者を秘密裏に連行した。張さんなどの法輪功修煉者は10月12日に撫順洗脳班に移送されたという。