明慧法会|誓約を果たす使節(二)
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文/甘粛省の大法弟子

(明慧日本)

衆生を救い誓約を果たす

 師父は説法の中で次のようにおっしゃいました。「皆さんの個人修煉は全面的に衆生を救い済度し、大法を実証することに切り替えられたからです」『二〇〇三年旧正月での説法』 「あなたがしようとしているのは全てを圓満成就させることであり、あなたに責任があり、あなたは衆生を救い済度するという使命と責任を持ってきたからです。歴史上、皆衆生を普く済度すると言っていますが、誰がそれの本当の意味が分かるのでしょうか? 皆さんこそ、本当に衆生を救い済度しています。皆さんこそ、これほど偉大なことをする資格があります。くれぐれもこの機会を逃さないでください」『北米での巡回説法』

 1999720日以降、私同修数回陳情しに上京しました。しかし、邪悪の独断的でますます程度を増していく迫害の形勢から、私たちはまず地元から法を実証しなければならないと分かりました。私は非常に悲しく、また切迫した気持ちで人々に真相と私たちの師父と大法は無実であることを分かってもらおうと思いました。

 当初、私たちは遠いところまで行って真相資料をもらってくるか、あるいは地元で印刷機のある店で、高いお金を払って印刷していました。後になって私たちが自分で作成できたらいいと思いました。「修は己にありて、功は師にあり」『転法輪』のように、師父の慈悲なる加護の下で、私たちは資料拠点をつくりました。真相の資料を作ることから、同修たちに渡すことまで、色々な問題がありましたが、すべて奇跡的に乗り越えてきました。日ごろは家を出るとき、私は各種の真相資料を持参して、異なる環境で異なる方式と「法器」を使って真相を伝えています。私は終始穏やかで自然行動、昼も夜も自由自在に真相を伝えることができました。本当に自分が天上から来た使節で、使命どおり衆生を救っていることをつくづく感じました。

 私たちの市は大きくありませんが、郊外の田舎まで含めると数十万人の人が住んでいます。私達が長期に市内で真相資料を配布したため、ほとんどの地区で資料を配りました。そこで私と同修の青蓮さんは田舎に真相資料を送ろうとしました。私はカラーの小冊子、チラシ等を作って、それらの真相資料に対して「あなた達も重任があります。必ず衆生に真相を分からせなさい」と話しました。準備万端整えてから、私達はタクシーで田舎まで行き、きれいなところを選んで資料を置きました。全過程は正念満ちていました。青蓮さんは多く話しませんでしたが自分の考えがはっきりしており、知恵ある人です。行う過程で私は思い悩むことなく、高密度な発正念をし無条件で同修に協力すればそれでうまくいきました。ちょうど私達は互いの不足を補うことができ、順調に協力できました。田舎の道は歩き難く、辺鄙なところは行くのも一苦労でした。しかし私は黙々と「家の門まで資料を届けるような機会は多くなく、あなたたちはちゃんと見なさい」と呟きました。

 私達は夜の時間を選び、一回家を出たら45時間が経ち、家に戻る時は夜3時を過ぎます。このような方法では旅費も高くいろいろ不便でした。青蓮さんはオートバイに乗れるので、私達は一台のオートバイを買いました。オートバイに乗って分かりましたが、凸凹の田舎道を走るには高い運転技術が必要でした。特に細い山道を走る時、車が私たちの横を追い抜いていくときは本当に心細いものでした。私は「何を怖がっているのか、私は正々堂々と人を救うべきで、如何なる邪悪な要素にも妨害されてはならない」と考え直してから、すぐ落ち着き、気が楽に感じました。ある日、私達が乗っていたオートバイ途中で壊れました。「このまま押しながら戻るには1時間かかり、20分ほど離れたところにオートバイの修理の店はありますが、こんなに遅い時間なので、すでに閉まっている可能性が高いです」と同修は話しました。私はそこまで行ってから、改めて決めようと話しました。途中で真相資料を貼りながら行きましたが結果数分も歩かないうちに修理の店がありました。店の人に直してもらってから、店の人はこのくらいならいいと言ってお金を受け取りませんでした。まるで私達を待っていたかのようでした。これは明らかに師父の按排と分かりました。この神聖な誓約の中に、託された師父の期待、無量の衆生の希望を感じることができ、この二度とない人を救う時間を大切にしなければならないと心から分かりました。 

 数カ月前、私ははっきりした夢を見ました。私は見覚えのない町にいて、そこはハイテクノロジーの社会で、高層ビルばかりで、しかもほこり一つもないところでした。突然大きな音とともに地面が揺るぎ始め、その大きなビルは相次いで崩れました。人々はあわててあちこちに逃げ出し、そのすさまじい光景は言葉で表現できません。その中の1人が私に助けを求め、私の衣を捕まえようとしましたが、届きませんでした。目が覚めてからその痛ましい場面を思い出して涙が止まらず、人を多く救わなければならないと思いました。これはたぶん私の世界の、それらの衆生の表れかもしれません。「修煉がよくできていなければ、多くの生命が淘汰されます。あなたが圓満成就して、元に戻るとき、当初あなたに無限の希望を託した生命の多くが淘汰されたことに気付きます。そうなると、この宇宙大穹の中で、あなたが代表している天体は破損していて不完全なものになり、無数の衆生が淘汰されるかもしれません」『北米での巡回説法』) 私がよく修めなければ、その一層の宇宙は解体され、その部分の生命は淘汰されます。正法は最後の段階で、私は必ず自分をよく修め、時間を大切にして人を救わなければなりません。それでこそ師父の慈悲なる済度と衆生の期待に顔向けができます。

(続く)

(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/25/249178.html)     更新日:2011年12月3日
 
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