甘粛省:蘭州刑務所、刑期満了後も法輪功修煉者を拘禁
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 (明慧日本)甘粛省会寧(かいねい)県に在住の邵(しょう)顔波さんは、2003年12月7日に懲役8年の不当判決を受けた。しかし、2011年12月7日に刑期満了となったものの、収容施設の蘭州刑務所は邵さんを釈放せず、610弁公室と結託して他の場所へ連行し、引き続き監禁している。

 当日の午前7時頃、多数の法輪功修煉者が刑務所前で邵さんの出所を持っていた。しかし午前9時頃、上級部門の指示で邵さんの身柄を610弁公室に引き渡すことになったと刑務所側に知らされた。刑務所側は政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)、610弁公室と結託して、その場にいた修煉者全員を脅迫し、20数人の警官が周辺を占拠していた。また、修煉者全員を犯人扱いし、撮影したり、さまざまな制限を加えたりした。

 こうして、多数の修煉者が夜8時頃まで、邵さんが連行されないよう警官らと対峙し続けた。続けて、邵さんも断固として610弁公室の車に入ることを拒否し、2時間が経過した。結局、夜10時頃になって何もできなかった警官らは邵さんを連行することをあきらめて、邵さんは修煉者と一緒にその場を立ち去った。

 それ以降、連日のように当局は邵さんを助けた修煉者の一人ひとりに対して尾行や撮影、脅迫し始めた。そのうち、女性修煉者の王さんはある日の夜10時頃、家まで不審者に尾行されたうえ、今回の邵さんの釈放に関わった修煉者の情報を言うよう脅された。しかし、不審者は王さんの反論に困った挙句に脅迫を続けられなくなり、王さんの家を離れた。

 また、今回の事件で尾行などを受けたのは、弁護士の金怡均さんであった。金さんは当局にリーダーと見なされたため、強制連行された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/12/250469.html)     更新日:2011年12月15日
 
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