江蘇省:2011年に地元の法輪功修煉者が受けた迫害状況
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 【明慧日本2012年1月12日】江蘇省塩城市及び周辺の県では、2011年初めから年末までの1年間、610弁公室の指示のもとで多数の法輪功修煉者への迫害を続けていた。以下は、一部の被害者が受けた迫害状況である。 

 濱海県の徐蘭さんは11月8日、自宅から不当に連行されたうえに、派出所で3日間身柄を拘束され、その後、濱海留置場へ移送された。拘禁されて1カ月後、法輪功を放棄しないことを理由に、家族への連絡もなく、法的手続きも経ずに1年の刑期を科され、江蘇省句東女子労働教養所へ送り込まれた。 

 塩城市の仲秀鳳さんは10月7日、同市留置場に強制連行された。24日に釈放されたが、11月10日午後、再び連行され、洗脳班へ入れられた。 

 繆平さんは9月頃、「三書」を書かないという理由で逮捕されるところであったが、断固として連行を拒否した。しかしそれ以来、自宅付近にモニターを設置され、監視される生活を強いられている。 

 阜寧県の杭小英さんは8月15日、自宅に十数人の警官が押しかけ、手錠をかけられたまま連れ去られた。そして、興化洗脳班での不当拘禁を受けていたが、釈放された後も、嫌がらせや監視が続いた。 

 塩城市の錢鳳成さん(73)は、自分が法輪功を学んだことで迫害されている事実状況を紙に書いていたという理由で、7月10日、自宅から洗脳班へ連行された。 

 塩城市の閻琳さんは7月1日、だまされて連れ去られ、万隆賓館という洗脳施設で監禁された。同じく修煉者・王翠英さん(68)、新洋農場の宋広芬さんも同様の迫害を受けた。 

 塩城市の陳燕清さんは4月25日、十数人の警官に自宅に侵入され、不当に連行された。一度、塩城師範学院で身柄を拘束されていたが、現在、行方不明になっている。 

 劉秀雲さん、陳秀珍さん、陳秀梅さん、李頃さんはいずれも嫌がらせを受けた。さらに自宅付近を撮影されたり、見張られたりした。 

 3月頃から、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)の指示により興橋鎮政府をはじめ、司法部門や公安局、各町村の派出所が地元の各地域の修煉者に対して嫌がらせなどの悪質な迫害を加えてきた。その実際の卑劣な手段として、呉紅玉さん、柏瑞霞さんなどが連行され、家を荒らし回られて捜索された。さらに洗脳班へ送り込むことを脅し文句に「三書」を書くよう強制された。 

 射陽県の費群文さんは2月頃、身柄を拘束され始めたが、当局は費さんの家族が不当拘禁に抗議し、釈放を求めたのに対して無視し、留置場で費さんを監禁し続けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/9/251642.html)     更新日:2012年1月13日
 
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