天津市:高級技師が監獄で断食 命の危険に晒される
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 【明慧日本2102年2月9日】天津市に在住の周向陽さんは、鉄道探査設計院の元エンジニア。法輪功を学んでいるとして、9年の不当判決を宣告されて以来、収容施設の港北監獄で何度もスタンガンで電気ショック、独房での監禁、睡眠のはく奪、各種の拷問を受けた。さらに、残酷な拷問手段である「地錨」を加えられ、両腕と両足を不自然な体勢で地面に固定され、鉄製の枷に息ができないほどきつく繋がれる日々を強いられた。

 周さんは、2008年6月末から迫害に対して抗議の断食を続けて1年以上が経過し、極度に衰弱した体で、数回にわたって入院による緊急治療を受けていた。2012年2月2日、家族は周さんと面会したが、やつれて見る影もなく、顔色が白く、食べものが口を通らなくなった周さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。一方で施設側は、体の具合が悪くなったことで一時出所して治療したいと求めていた周さんを病院に連れてきた、と家族に言った。しかし、周さんが度重なる拷問によって瀕死の重症を負うと、彼らは周さんが命の危険に晒されているため責任を追及されることを恐れ、周さんを病院へ送った。

 以前から施設側は、長い間、断食を続けてきた周さんを釈放せず、依然として拷問するなど、容赦なく周さんに迫害を加え続けた。断食してから1年以上も経ったが、施設側は、今にも死にそうになっている周さんに対し、やっと緊急治療し、家族との面会を許した。当局はそれによって、真因を隠蔽しようとしたと考えられている。

 また、施設側は、検察庁と結託して周さんの迫害真相が調査できないようにし、被害者による弁護ができないよう立案させず、周さんともう一人の修煉者・李希望さんに対する拷問をさらに強化した。結局、李さんはこの拷問を10時間以上も受け続けたため、苦痛の限界に達して死亡した。

 現在、河北省の秦皇島(しんこうとう)市昌黎県の村民たちは、同郷である周さんを救出するため、2300人以上が署名した手紙を送り、政府が監獄の拷問罪を調査し、処分することを訴えている。また、港北監獄の夫への迫害を告訴した周さんの妻・李珊珊さんは、2年の労働教養処分を宣告されたため、528人の同郷市民が署名で李さんのために無罪を訴えている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/7/252792.html)     更新日:2012年2月10日
 
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