四川省:監獄で各種拷問を受けた元教師、内臓に障害をきたす
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 【明慧日本2012年1月13日】四川省成都市の劉暉さん(39歳女性)は、1997年11月に法輪功を修煉するまでは、弱視、咽喉炎、関節炎、婦人病、皮膚炎、便秘などの多種の疾病を患い、死にたいほど苦しんでいたが、修煉を始めてからわずか1カ月のうちに、病院の治療を受けずに心身ともに回復した。それ以来、ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、これまでの短気の性格が一新して、平穏で優しい心を持つようになり、学校では生徒に高く評価される教師となった。劉さんが中共(中国共産党)当局により竜泉女子刑務所で拘禁されていた間、生徒は劉さんに違法行為は一切ないことを証言し、劉さんの人柄を褒め、劉さんへの迫害を非難した。

 1999年7.20以降、法輪功が中共により弾圧されて以来、劉さんは中共当局による一連のひどい迫害を加えられ、数回にわたって不当拘禁された。最初は無実の罪を被ったため、北京へ陳情しようとしたが、拘禁され、2度目は法輪功を誹謗するための偽ニュースを制作することを拒否したことで、監禁された。3度目は公園で他の修煉者と話を交わしたことで拘禁を強いられ、4度目は「敏感日」を口実に、無実ながらも拘禁された。5度目は「法輪大法は素晴らしい」と書いていた横断幕を掲げた時、強制連行された。それ以降、何度も勤め先や自宅で強制連行された。一度、途中で抜け出すことができたが、それ以降、放浪生活を余儀なくされた。

 2006年10月11日、劉さんは4年の刑期が満了となったものの、依然として釈放されず、川西女子刑務所から新津洗脳班へ移され、さらに3年間監禁を強いられていた。

 2009年12月、当局は出獄した劉さんに対して、生計のために仕事を必要とするものの、口実をつけて戸籍謄本の発行禁止令を出して、さらに劉さん一家を苦しめた。2011年、劉さんは何度も、文学部や学校に教職の復帰や給料の支払い停止を解禁するよう申し出たが、610弁公室の指示でいずれも拒否され、追い払われた。

 2011年12月14日夜9時頃、劉さんは自宅で警官らによって強制連行された。都市留置場て監禁を強いられた間、20日間にわたって断食で迫害に抗議した。しかしながら、釈放されず監禁を続けられている。

 このように、劉さんは中共当局の法輪功への弾圧政策による各種の迫害を受け、12年来、相前後して10年近くの獄中生活を送った。そのため、各収容施設での拷問などで腎臓など内臓に大きな障害を負い、死の寸前となった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/11/251702.html)     更新日:2012年1月14日
 
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