湖南省:元教師ら3人 不当に重刑判決
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 【明慧日本2012年2月1日】中共(中国共産党)当局の法輪功弾圧政策のもとで、裁判所は秘密裏に裁判を開廷し、湖南省湘潭(しょうたん)市に在住の法輪功修煉者・呂松明さん(40代)に懲役5年、劉春泉さん(50代)に10年、張俊傑さん(70代)に4年の不当判決を宣告した。

 元中学校教師の呂さんは、1996年に法輪功の修煉を始めた。2001年、法輪功の修煉をしているという理由で、公職を無断で解雇された。2007年2月4日、人々に法輪功の迫害状況を伝えたため、湖南省婁底(ろうてい)市の双峰県留置場で11カ月間拘禁された。さらに、呂さんは懲役5年の刑期を加えられ、同省常徳津市刑務所に拘禁された。呂さんは、刑務所で「転向」を目的に各種の拷問手段で苦しめられたが、迫害に屈しなかった。2011年上旬、当局に利用された家族は、呂さんに法輪功を放棄するよう説得したが、呂さんは断固として拒否した。

 2001年3月11日、呂さんは法輪功の真相資料を配布したという理由で、懲役5年の不当判決を宣告されて以来、各収容施設に拘禁されて迫害された。2006年、呂さんは出所してまもなく、妻に離婚された。

 2002年2月、劉さんは法輪功の潔白を陳情しに上京したため、北京政府によって不当拘束や残酷な拷問を受け、地元の収容施設へ身柄を引き渡された。そして、法輪功の資料を持っていたことを罪状に懲役10年の不当判決を宣告され、長沙刑務所と赤山刑務所に拘禁された。2005年3月、常徳武陵刑務所に移送されて、拘禁され続けた。

 劉さんは長沙刑務所で、看守が指示した土下座の姿勢を拒否したため、つるし上げられて、ひどく暴行、拷問を加えられた。2004年末、赤山刑務所で辛い労働を拒否したため、スタンガンで電気ショックを加えられ、さらに、つるし上げの拷問で苦しめられた。そして、劉さんは断食で迫害に抗議して以来、15日間、狂暴な灌食を強いられ、体を「大」の字にして手錠をかけられた。

 2008年3月、張さんは自宅で湖南省湘潭市国安局、雨湖公安支局の警官に不当連行された。高齢の張さんは、不当に懲役4年の重刑判決を宣告されて、常徳津市刑務所に拘禁された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/19/252009.html)     更新日:2012年2月2日
 
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