明慧法会|地元の真相資料をしっかり作り、迫害を暴く
■ 印刷版
 

文/河北省の大法弟子 清玉

 【明慧日本2012年6月16日】慈悲なる師父、こんにちは! 学習者の皆さん、こんにちは!

  私は真相資料を作り、系統的に迫害を暴くプロジェクトに参加したのが遅く、他地区の修煉者の協力のもとで始めましたが、取材や迫害に関する原稿を整理するなどについて、最初は認識が足りず、地元でどのように真相を伝えればよいのかについて何の考えも持っていませんでした。当時、協調人に、「できなくても大丈夫、ほかの修煉者が助けてくれるから」と、2回も言われました。明慧ネットにはあれほど多くの真相資料があっても、地元の真相資料に地元のことが書かれていなければ、何の意味もないではないか、材料はあるのか、安全の問題にかかわったりしないかなど、躊躇することが多かったのです。その後、修煉者 と切磋琢磨して、地元の真相資料を作ることは、明慧ネットに協力し、地元の学習者が今まで受けてきた迫害について詳しく報道することだと認識しました。目的は邪悪を暴き、衆生を救うことです。

 2003年の『現地の民衆に向けて現地の邪悪を暴露する』の文章について、師父は「悪徳警官と悪人を暴露し、その人の悪行を社会で公表するというやり方は、それらの理性を失った悪人を大いに震え上がらせました。同時に、このやり方は現地で真相を伝える中で、民衆に邪悪の迫害を最も直接的に伝え、認識させました。また、 虚言に害され、騙された民衆を救い済度する良い方法でもあります。大陸のすべての大法修煉者と新しい学習者全員は皆、このことをしっかり行うべきです」と評注されました。私たちは学法を通じて正念を強め、自分たちがやるべきことをしっかりと決めました。

  最初は何の経験もないので、どのように取材をすればよいのか、どのように取材される修煉者と切磋琢磨すればよいのか全く分かりませんでした。我々が取材しようとしている修煉者にまず迫害された状況を書きだしてもらってから、我々が整理すると協調人に言いました。この過程で、どのように書けばよいか分からない修煉者もいることに気づきました。ある修煉者は何度も迫害に遭いましたが、迫害を受けた期間をはっきりと覚えておらず、ある修煉者は大法を修煉してどのように良かったかという基本的な情報しか書いておらず、具体的な記載はなく、書いた部分は大法の素晴らしさを実証したと思い込んでいました。また、ある修煉者は何日不法に監禁されたのか、また何年間留置場に監禁されたかだけを書き、迫害に加担した人や、迫害の事実を書き漏らすことなどがあるので、協調人に確認してもらうしかありません。時には何度もやりとりしてやっと1篇の文章ができ上がるのですが、毎月の地元の真相資料はまだ印刷できない状態にあります。このままではどのように突破すればよいか分からず、大きなプレッシャーを感じて悩みました。

  学法と内に向けて探すことを通じて、自分にとても強い自己保身の心があるのを見つけました。自身の安全を過大に考えすぎて、直接顔を出したくないことから、協調人が何度もやりとりして往復することに頼っていました。これらを見つけ出して私はとても恥ずかしく思いました。すべては自分の人心が妨害しているので、正念で突破しようと決心しました。長い間の修煉の中で、自分たちの知恵や安全はすべて師父と大法から与えられたもので、法の中にいることが最も安全であることに気づきました。当時、師父の『明慧ネット十周年法会での説法』が発表され、師父の法が私の思惟を開かせてくださり、私は明慧ネットのことを思い出しまし た。

 明慧ネットは巨大な宝庫

  以前はほぼ毎日、明慧ネットから文章をダウンロードしていましたが、検索の機能を使うことは少なかったのです。ある時、地元の地名を入れて検索すると、明慧ネットに掲載された地元の情報がすべて出てきました! 明慧ネットに載っている迫害の時間はすべて正確で、何度も確認を取ったものでした。明慧ネットの検索機能は宝庫を開ける鍵で、中に明慧の修煉者たちの無私の努力があらわれています。私はそれぞれの迫害を受けた修煉者たちの名前を入れ、彼らに関する情報 をすべてダウンロードして整理しました。この情報があれば、修煉者に被害状況を聞くときに準備ができ、修煉者に偶然会ったときにも、すぐに取材を終わらせることができます。

 例えば、ある修煉者が連行され留置場で迫害を受けた時の状況は詳しく報道されていましたが、その後の報道はなく、その修煉者は他地区に住み、協調人がその修煉者と連絡して確認したくても、長い間返事がなく、私たちも一度も会ったことがないのです。ある日の午後、その修煉者と偶然会い、私が行った時には何人かの修煉者が交流していて、そこで静かに聞いていると、直感でその修煉者こそ私が捜している人だと感じました。私は、人が大勢いる所で取材すべきではないと思いました。その時、修煉者たちが次から次へと去ったので、私は機会を逃さず、その修煉者に「◯◯さんではないですか」と聞くと、その修煉者は「そうです」と答えてくれました。

  「明慧ネットであなたが迫害を受けたことを知りました。今、我々は地元の真相資料を作り、迫害を暴こうとしています。あなたが受けた迫害を詳しく教えていただけないでしょうか」というと、その修煉者は何の躊躇もなく、「暴くべきです! 私が留置場で受けた迫害は当時すでに明慧ネットに載りました。その後、悪人はまた私を捕まえようとしましたが、私は抵抗し、家から……」と、詳しく教えてくれました。このようにして修煉者は数年間の迫害の事実をすべて教えてくれ、 短時間で取材を終えることができたのです。

 修煉者の状況について理解し、会った時には見慣れない人とは感じず、空間場はすでにつながっていることを感じ、修煉者とともに修煉の素晴らしさや関を突破するときの体験、修煉の中で不足の部分を見つけ出して、法の中で正すことができました。

  師父はこのようにおっしゃいました。「明慧ネットに間違いがないと言っているのではありません。ただし、重要な問題に関して、必ず明慧ネットの態度を見るべきです。私が明慧ネットで写真と『心自明』を掲載したのは、皆さんのために信頼できるウェブサイトを作るためです」(明慧編集部「近日中、7月22日以来の二本目の真の経文が発表される」)取材のときにパソコンをもっているかどうか、ネットの使い方がわかるかどうかを聞き、技術の問題もともに解決しました。もっと多くの修煉者の情報を明慧ネットに載せることが自分の責任であることを実感しました。

 系統的に取材することは、取材される修煉者本人が精進する機会でもあり、責任を持つ範囲内の邪悪を全面的に消滅することに大きな効果があります。修煉者の正念が強ければ、邪悪もなくなり、邪悪に迫害されている衆生を救うことにも効果があらわれます。かつて迫害に加担した人にも、長年我々がたえることなくさまざまな方法で真相を伝えてきた結果、多くの人が迫害に加担しなくなりました。我々は真剣に一つ一つの実例を確認し、清らかな心を持ち、客観的に我々修煉者が 大法の中で受けた恩恵と、修煉後に真善忍で自分を律して良い人になり、道徳が向上した後の善い行いを報道し、中共の不当な弾圧や迫害に加担したものの悪行を必ず暴きだします。

 なぜなら、我々の真相チラシは明慧ネットを通じて発表した後に現地で配り、この事実を通して迫害に加担した者に自分たちの行為を反省してもらい、彼らが悔い改めて善人になる機会を与えているのです。彼らは法と修煉者を迫害する大きな罪を犯したので、自分たちの過ちを償ってこそ未来があるのです。衆生に知れ渡った事実を通して、法の素晴らしさと中共の邪悪さを分からせ、素晴らしい未来を選択させることができるのです。人々は自分たちの身の回りのことに関心を持ち、ある人はチラシを見て真相を理解し、我々修煉者も真相を詳しく伝えて、衆生を救う良い効果を表し、地元の真相を伝えるプロジェクトは不可欠なものであ ることを体験しました。

 師父の按排に感謝する

  師父は『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』の中で「実は師父は何かを行なうとき、決して考えるだけ終わってしまうのではなく、多くの準備をしましたが、それは皆さんに見えないことで、神も行なっています。すべての用意ができ、あなたの行動のみ待っていますが、その一歩を踏み出せません」と、おっしゃいました。

 法の中で、修煉には偶然の出来事はありませ ん。遭遇するすべての師父の按排は私たちが修煉の中で精進するためのものです。このプロジェクトに参加した1年前、地元の協調人から、偶然、迫害されている何十人もの修煉者の資料を持っているので、一度も会ったことのない修煉者だが、ホームページに載せてほしいと言われ、難しいことではないと思い、何の躊躇もなく引き受けました。このプロジェクトをやり始めてから、これらすべては大切な資料であり、彼らが不可欠な存在であることに気づき、私たちは協力し合って、互いに励まし合いながら、辛い道のりを歩んできました。

 我々の悟性が低いとき、人の観念で自分の修煉の道をふさぎ、師父がくださった慈悲なる按排を無にしてはいけません。

  このプロジェクトに参加する中で、惰性、依頼心、自分を守る心などをなくし、心性が高まり、だんだんと理性的になり、成熟し、修煉者たちと接触する中で、師父が弟子一人ひとりを大切にしておられることを深く体験しました。師父はすべてのことをあらかじめ按排し、法を正す過程の中で我々に人心を修めさせ、威徳を立てさせてくださいました。言葉で言い尽くせないほどの師父のご恩に応えるためには、精進するほかありません。

 適切でない所があれば、慈悲なる指摘をよろしくお願いします。

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/11/249507.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/1/21/130857.html)     更新日:2012年6月17日
 
関連文章