遼寧省:瀋陽市の教師に懲役8年の不当判決
【明慧日本2012年6月17日】遼寧省瀋陽市の法輪功修煉者・張桂軍さん(40代女性)は2011年6月9日、北京の借家で不当に連行された。今年2月28日、張さんは懲役8年の不当判決を言い渡され、家族との面会も禁じられた。そのため、家族は張さんの情報についてまったく分からない状態である。
張さんは瀋陽体育学院の教師であった。法輪功を学んでいるという理由で数回、労働教養処分に処せられ、夫は苦痛を受け張さんと離婚した。張さんは放浪生活を余儀なくされ、北京でアルバイトをして生活を維持していた。
2011年6月9日、張さんは北京で再び連行され、パソコン1台、ポータブルハードディスク、mp4、USBメモリ、CD-ROM800枚、携帯電話、横断幕、現金、プリンタ、印鑑などの家財も没収された。
2012年2月28日まで、張さんは家族との面会ができず、いったいどのような拷問を受けたのかも分からない。そして、法院(裁判所)に懲役8年の判決を言い渡された。開廷の際、警官は張さんの家族に知らせず、弁護士を依頼することも禁止した。張さんは上訴したが、受理されなかった。
張さんはこれまでにも、1999年10月に15日間拘禁され、2003年5月には、馬三家労働教養収容所に2年間拘禁された。
現在、張さんがどこに拘禁されているか、家族はまったく知らされず、面会も禁じられている。そのため、家族は張さんの健康状態を非常に心配している。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/15/258939.html)
更新日:2012年6月18日