黒竜江省:留置場で薬物注射された女性 右足失う
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 【明慧日本2012年6月21日】黒竜江省鶴崗市の新華農場に在住の法輪功修煉者・宋慧蘭さんは2010年12月、ジャムス市樺川県の横頭山派出所の警官に身柄を拘束され、湯原県留置場に拘禁された。留置場で宋さんは不明薬物を注射された後、痴呆のような症状が現れ、体も動けず、右足が黒くなっている。その後、宋さんの右脚は腐り、壊死状態で失ってしまい、障害者となった。
 
 宋さんの姉が控訴しようと思い、県知事のところへ行く途中、国保(国家安全保衛)大隊の警官に止められた。姉はあきらめず、検察院へ提訴に行ったが、身分証明書を持っていないという理由で検察院側に拒否された。

障害者になった宋さん

   1999年7.20から、中共(中国共産党)は法輪功への弾圧を開始して以来、宋さんは数回にわたって連行された。

 2002年3月、宋さんは新華農場公安局の警官に身柄を拘束され、15日間拘禁された。同年4月19日、宋さんは勤め先で再び警官に連行され、その後、3年の労働教養処分を科され、労働教養所に拘禁された。

 2008年4月19日、宋さんは警官・李勇によって身柄を拘束された。

 2010年7月1日、宋さんは湯原県吉祥派出所の警官に身柄を拘束された。不法に拘禁されたことを抗議するため、宋さんは断食を行った。18日間断食し、危篤に陥った宋さんは、釈放された。

 2010年12月13日、友人の家に訪ねている宋さんは、樺川県横頭山派出所の警官に身柄を拘束され、尋問を受けた。その後、宋さんは湯原県留置場に拘禁された。

 2011年2月23日、留置場で宋さんは警官数人に押し倒され、手錠をかけられた。そして、体が動けない宋さんは、不明薬物をすぐに強行して点滴された。即時に宋さんは話すことができなくなり、死のほどの苦痛に襲われた。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)
拷問の実演:不明薬物を注射される

 点滴を受けた宋さんは膝から下がすべて感覚を失ったと感じ、体が硬くて歩けず、食べた物もすぐ排泄してしまう。その後、宋さんは健康が悪化する一方で、反応が鈍く、記憶がとぎれとぎれで、舌も硬く、便失禁で体が動けなくなったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/9/258702.html)     更新日:2012年6月22日
 
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