【明慧日本2015年1月11日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・馬江さん(40代)は瀋陽市黎明会社の従業員である。昨年12月4日、大東区裁判所で懲役3年の不当判決を言い渡された。馬さんは法廷で信仰は無実であると主張し、上訴した。
同じ日の他の裁判では、家族全員が傍聴を許可された。しかし、馬さんの家族は全員が来ていたが、わずか3人しか許可されなかった。開廷1時間後、裁判官は馬さんに「集団を組織して利用し、法律の施行を妨害」という無実の罪で懲役3年の判決を下した。大東区国保大隊の警官は「国家政権転覆扇動罪」で馬さんを罪に陥れ、この罪名で弁護士との面会を阻止した。
妻の呉樹艶さんは2006年、不当に懲役7年の判決を下され、遼寧省女子刑務所で7年間、残酷な迫害を何度も受けた。それにより肝性の腹水が異常に貯まり、呉さんを苦しめ、刑務所側はその死を恐れて解放した。呉さんは2013年6月に無実の罪を着せられたまま亡くなった。
呉樹艶さん
昨年1月7日、瀋陽市の長安派出所の警官らが馬さんの家から馬江さんと娘を不当に連行し、パソコン、プリンタなどを押収した。娘は夜中の1時ごろ、解放された。馬さんは間もなく大東区検察院に摘発され、逮捕を許可された。
家には70歳過ぎの祖母と娘が残され、家族の世話をする人はなく、経済的にも非常に困難である。馬さんの妻の弟・烏樹明さんがずっと祖母の面倒を見ていたが、昨年8月5日、大東区長安派出所に不当に連行され、現在も拘禁中である。
馬さんの大学を卒業したばかりの娘は無実の罪を晴らそうと「中国共産党の迫害で私の家族は一家離散しました。母は迫害により死亡し、父は拘束され、叔父も拘禁されました。このような強い権力に対して、私1人の力でどうして家族を守っていけるでしょうか? しかし、法輪功は間違っていません。真・善・忍を信奉することは間違っていません。私の家族も間違っていないとはっきり分かっています」と訴えた。