無条件に内を探して、世間の人に真相を伝える
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2014年12月7日】同修の李さんは私達の観光スポットで一番上手に三退を勧めている人で、多い時は一日に200人に三退をさせています。この観光スポットに来てから、李さんは風雨にも妨げられることなく、しっかり行っています。李さんはいつも、「師父はすでにすべてをここまで押し上げてくださいました。私たちは全力を尽くしてやらない理由はありますか? 一日行かなければ、多くの人は救われるチャンスを失います。毎日行くことこそ重要です。旧勢力は私たちに行きたくない気持ちを持たせようとしていますが、その逆に、私たちは毎日行くようにしなければなりません」と言っています。

 私達のこの観光スポットでは、昨年まで、まだ三退をあまり勧めず、主に資料だけを配っていました。しかし今、三退を勧める活動に参加する学習者はますます多くなり、三退をする世間の人もますます多くなりました。李さんは最初、1日20数人を三退させていましたが、今は1日で百数名を退かせています。この過程では、「もっとも重要なのは問題に遭った時、無条件に内に向けて探すことだ」と李さんは言っていました。

 1、無条件に内を探して、ガイドの態度が変わった

 李さんが言うには、一カ月のうち、20日間以上は人に罵られ、怒鳴られ、時には人に殴られることに出会います。特にガイドと団体の引率者は当初、態度が極めて悪かったです。

 観光スポットで真相を伝える学習者はみんな同じ経験を持っていますが、それは観光スポットで資料を配り、三退を勧める最大な障害がガイドと引率者です。ガイドの態度が悪ければ、観光バスから降りた観光客全員はよそ見をせず、緊張した顔で、急いで通り過ぎるようになります。また、一部の観光客は「資料をもらったら、帰ってから仕事がなくなるよ」とそっと教えてくれます。

 ある日、李さんは観光客に真相資料を配りながら、三退を勧めました。一人のガイドが突進してきて、資料を奪い取って、一気に地面にまき散らし、そして、とても凶暴に李さんを殴りました。李さんは、「私たちは真相を伝え、人を救っているので、彼に暴力を振るわせてはいけない」と思い、その結果、ガイドと大声で議論をしました。帰ってから、李さんは真剣にそのことを考え、きっと自分に修め落とさせるものがあると思いました。「ガイドの態度は確かに悪かった。しかし、彼も中国共産党に脅迫させられ、悪いものに操られていて、彼も救い済度される相手である。もっと重要なのは、ガイドの態度が変わらなければ、たくさんの人の済度に影響を与える」と李さんは思いました。そこで、李さんは必ずガイドの態度を変えようと決心しました。

 その後、またこのガイドに会った時、李さんは進んで彼に挨拶をし、あの日は自分が焦りすぎ、前のことは水に流しましょうと言いました。それから機会を掴んで、彼と会話を交わし、真相を伝え、次第にこのガイドは、私達を敵視する態度をやめ、その後、私達が資料を配るのを黙認するようになり、最後に、彼は観光客に「大丈夫ですよ、自由にお持ちください」と言うようになりました。

 李さんと観光スポットの他の数名の学習者の影響を受け、今、多くの学習者はガイドや引率者に会えば、「ガイドさん、お疲れ様です」と挨拶し、また、観光バスに乗る時、「お疲れ様です。皆さんの商売が繁盛するよう願っています」と言います。今、多くのガイドは、資料の配布を黙認しており、一部のガイドは大法弟子にとても親切で、心から「お疲れ様です」と挨拶をしてくれます。また一部のガイドは「こちらは法輪功の資料ですよ。皆は見てくださいね」と大声で呼びかけてくれます。

 ある日、一人のガイドは李さんを見て、「大変ですね。私にも少しください。私はバスで配ってあげますから」と言いました。最初、李さんはそのガイドが本当に配ってくれるかどうかを心配して、彼に十数部しか渡しませんでした。しかし、このガイドはバスに乗ると、一人一人に配り始めました。その時、李さんはとても感無量で、この生命のこの選択にとても嬉しく思いました。隣の同修はガイドが資料を配ってくれることはありえないと思っていましたが、この一幕を見て、とても感激して、心から師父のご加持に感謝しました。

 もう一つ面白いことがありました。一人のガイドは李さんが三退を勧めるのを見て、「あなたを台湾に連れて行きたいですね。あなたはとてもすごいです。あなたでしたら、台湾でどれだけの人に三退をさせることが出来るでしょうか」と言いました。

 2、無条件に内を探して、露天商の態度が変わった

 観光スポットの古い学習者でしたら、誰でも知っています。以前、ここでは露天商が学習者を殴る現象は相当酷いものでした。資料を配る時、彼らのところに少しでも近づくと、彼らは大声で怒鳴り、甚だしきに至っては、人に暴力を振るったりもしました。そのため、学習者は結構辛い思いをしました。しかし三退を勧める時、観光客について歩きながら話すのはとても大事で、ちょっと油断すると、露天商のエリアに入ってしまうのです。

 李さんは主に三退を勧めています。この問題はとても重要になってきました。観光客は大きな木の陰に集まりたがっています、しかし、露天商たちは私たちを中に入らせません。ある日、李さんは木の下に来て、三退を勧めようとしましたが、露天商は彼を殴りかけ、また傘で彼を刺して来ました。帰って来てから、李さんは自分を探しました。「露天商をこの態度にさせたのは、やはり、私たちが彼の商売に影響を与えたからです。彼らも毎日場所代を払っており、もしその日の元が取れなければ、怒るのも当然で、時には学習者に八つ当たりをするのもやむ得ないことです」と李さんは思いました。

 その後、李さんは進んで彼らに挨拶して、時々彼らのために、お客さんに声をかけ、また観光客に彼らの商品を紹介したりもしました。こうすることで、露天商たちの態度も大きく変わりました。李さんは大きな木の下にも自由に出入りができるようになりました。他の学習者が入っても、彼らはそう嫌がらなくなりました。露天商は時々、李さんにお礼の水や、椰子を買ってくれたりもします。

 李さんとその他の学習者は特に周りの環境を圓融するように努めています。彼らは出来るだけ相手のために考え、人を救う態度で人々に接するようにしています。今、ガイドは彼らと古い友人のように仲良くなりました。彼らの影響を受け、同修たちも真相を伝えるこの貴重な環境を円融するように気をつかうようになりました。今、露天商は観光客に捨てられた資料を拾ったら、届けてくれています。ある日、1人の学習者は近くの露天商のところで帽子を買ったら、店主は「法輪功ですね。三十元です」と言いました。この帽子は普段四十元から五十元で販売しているものです。水を売っている露天商も二元の水を私たちに1.5元で売ってくれています。

 ガイドと露天商だけではなく、町を管理する人にも働きをかけなければなりません。今、学習者たちは積極的に秩序の維持に協力しています。たとえば、観光客が階段を下りる時、大声で足元に気をつけましょう、後ろの車に気をつけましょうと注意を促します。また、ガイドが人数を確認する時、大声で真相を伝えたりしないようにしています。この些細なことを長期にわたって厳守すれば、大法弟子がどこでも他人を優先に考える良好なイメージを確立し、周りの環境を円融するよい効果を果たしました。

 3、常任の執着に沿って真相を伝える

 大陸の観光客は深く騙されており、また、長年の党文化の詰め込みにより、自己保護の意識をとても強く持っています。中には、学習者に暴言を吐いて、暴力を振るおうとする観光客もいます。しかし、李さんはくれぐれもこれらの言動に動かさないようにと言っています。彼が真相をうまく伝える時、ツアーの団体客全員が三退します。

 観光客が観光スポットに滞在する時間はとても短く、時には数分しかありません。学習者たちがこの数分間の間に三退を勧めることは、本当に心の境界と腕の高さが要求されます。いつも李さんにどう話せばもっと効果的になるかと教えてもらう学習者がいます。李さんは「第一、止まらずしゃべり続けること。そうすれば観光客の背後にある悪いものを打ち落とすことが出来る。第二、最も重要なことは、観光客の執着に従って話すこと。年寄りの観光客は健康に興味あるから、長寿の視点から話し、商売人であれば、金儲けの角度から話すなどです。とにかく、正しく選択すれば、福の報いがあることを知ってもらえば、三退を勧めやすくなる」と言いました。

 李さんは、「今、師父はすでに多くの悪いものを取り除いてくださいましたから、以前より、三退を勧めやすくなりました」と言います。確かに、世間の人の態度は大きな変化を見せています。ある日、一人の観光客は、真相を知ってから、李さんに「これから、中国のことを頼むよ」と感慨を覚えながら言いました。ある観光客は「皆さんは本当に凄いです」と言って、また一部の観光客は学習者たちを見ると「法輪大法はすばらしい」、「共産党を打倒する」と大声で叫びます。また、「あなたたちの動態ネット、大紀元をよく見ていますよ。何でも知っているから、とっくに退きました」と言う人もいます。ある日、一人の観光客は真相を聞いてから、李さんに『転法輪』をいただきたい。それを大陸に持ち帰ってよく読みたいと言いました。

 4、旧勢力の迫害を突破し、師父が按排された道を歩む

 李さんは「大法弟子が人を救うことを、邪悪は百方手を尽くして妨害し、様々な仮相を作って観光スポットに行かせないようにしています。これら妨害を乗り越え、師父が按排された道を歩み、古い勢力が手配に従ってはいけません」と言っています。

 旧勢力の妨害はいろいろあります。たとえば、喉が腫れるとか、歯が痛くなったり、胃腸や足が痛くなったりすることです。三退を勧めるとき、観光客について歩かなければならないので、時には足の裏が歩けないほど痛くなります。しかし、李さんは一度も休んだことはありません。

 李さんは以前、ひどい痔持ちで、血便をしたりしました。邪悪はそれを利用して妨害しました。李さんは「時には、少し歩いても痛くてたまりません。時には血がズボンに滲んできます。それはあなたに行かせないためです。今日は休もう、明日にしようと思わせるためです。この時、くれぐれも行くように頑張って、決して邪悪の手配に従わないようにします」と言いました。痔の症状が酷い時でも、李さんは休むどころか、かえってスポットで真相を伝える時間を延長しました。その後、李さんの痔の症状もすべて消えてなくなりました。

 李さんは他の三退を上手にやっている同修と交流も行っています。最近、李さんは手書きのインターネットのアドレスが書かれた紙切れを持っています。多くの観光客はまた海外にネット封鎖がないことを知らないため、彼は情況によって観光客に紙切れを渡して、彼らに動態ネットと大紀元ウェブサイトにアクセスするよう教え、また、中国に帰ってから、どうすればネット封鎖を突破することができるかを教えています。その一筆一筆には李さんの人を救う気持ちが込められています。

 この文章を書く前に、李さんは何度も私に、「三退の経験を紹介することは皆さんと交流するためで、もっと人を救う為です。くれぐれも顕示心を持たないようにしてください。数字を報告しないようにしてください」と言いました。私は「数字というのは他の学習者にもっと精進して、もっと三つのことをしっかり行うように激励するものだ」と思って、やはり数字の報告をするようにしました。

 私達のスポットでは、多くの学習者たちはとても精進しています。彼らにはそれぞれの困難があり、中にはスーパーで野菜の葉っぱを拾って生活している人もいます。しかし、それらのことは真相を伝えることに支障を与えたことはありません。一部の人はとても酷く迫害され、体は弱く、やせっぽちで小柄です。しかし、彼らは毎日大きな看板を持ち上げ、しかも数時間も持ち上げています。ほとんどの学習者は年齢に関係なく、晴雨に関係なく、長年観光スポットで三退を進め、真相を伝えています。彼らの姿を見る度に、私の心にはいつも無限の敬意が生まれて来ます。

 ある日、学習者たちはとても根気良く話をしましたが、しかし、ツアーの団体客はほとんど資料ももらわず乗車してしまいました。彼らの観光バスが発車した時、3人の学習者はバスに向けて看板を高く上げ、車内の観光客に見せようとしました。その光景を見ると、私の涙がどっと目からあふれてきました。世間の人たちよ、私達はどれだけあなたたちが助かることを望んでいるでしょうと思いました。

 最後に、偉大な師尊に最も深い敬意を表します。師尊はすべてを引き受けて下さり、世間の人に救い済度されるチャンスを下さり、また弟子たちに当初の誓約を果たす機会をくださったのです。心からご挨拶を申し上げます。

 次元の限りがありますので、適切ではないところがあれば、ご指摘ください。合掌!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/18/300314.html)
 
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