国際電話で三退を勧めた不思議な経験
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文/イギリスの大法弟子

 【明慧日本2014年9月25日】私は今月16日、イギリスのリーズ図書館広場で、中国共産党による法輪功学習者への臓器摘出を譴責するため、署名活動に参加しました。

 途中で、中年の黒人男性が電話をかけているのを見て、邪魔しないように彼と少し距離を置きました。英語で喋っている彼の話は、英語が分からない私には全く意味が分かりませんでした。しかし、彼は私に微笑みながら、「中国語、中国語」と言いながら声をかけてきて、携帯電話も渡してきて、「話してください」と言っている様子でした。

 私は携帯電話を受け取り「こんにちは」と挨拶をすると、相手の女性も「こんにちは」と返事をし、私が「どこに住んでいますか?」と聞くと、相手の女性は「上海です」と答えました。「私はイギリスに住んでいます。先ほどあなたと会話したのは黒人男性です。ニコニコしていて、とても優しそうな人です」と言うと、彼女は笑って、「私は上海に住んでいますが、あなたのご実家はどこですか?」と聞いたので、私は「河北です」と答えました。彼女は「河北なら北京に近いですね」と言いました。私は「そうです。あなたは小学生の時、赤いスカーフを身に着けたことがありますか?」と聞くと、彼女は「それは2、30年前の事ですね」と言い、「共青団にも入りましたか?」と続けて聞くと、彼女は「それも2、30年前の事で、共産党には入っていない」と言いました。「私は60を過ぎています。あなたよりずいぶん歳を取っていて、早くに脱退しました。私の親戚や友人たちもみんな脱退しました。中国で共産党、共青団、少先隊を脱退した人数は1億7千万人を超えました。インターネット上で脱退声明をしています。天が中国共産党を滅する時、以前参加した共青団と少先隊から脱退しておけば、身を守れます。上海は江沢民の古巣なので、彼は共産党の体制を利用して、「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指している人たちを迫害し、法輪功学習者の臓器を摘出して暴利を貪っています。江沢民の罪悪はまだ沢山あり、上海人のあなたたちがもっと知っているはずで、彼らの罪により中国共産党体制は解体してしまいました。脱退声明をするにはお名前が必要です。あなたのお名前を知らないので、「美麗」という偽名で共青団と少先隊から脱退して身を守りませんか?」と聞くと、彼女は「そうします。ありがとうございます。さようなら」と言いました。

 私が携帯電話を黒人男性に返すと、彼らは会話を続けました。署名活動が終わった時、彼らはまだ会話を続けていました。

 今回の国際電話はまるで奇跡のようです。まったく知らない黒人男性が、イギリスから上海にいる女性に電話をかけ、途中で私が女性を脱退させるというエピソードは、不思議な経験でした。すべては師父が按排して下さっていると感じます! 師父、ありがとうございます!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/19/297929.html)
 
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