文/吉林省舒蘭市の大法弟子――知恩
【明慧日本2014年9月22日】私は2008年に正式に大法修煉を始め、師尊のご加護の下、一歩一歩、歩んで来ました。
一、目の前にそびえる花崗岩の山が消えた
修煉を始めてから、師尊は私を地獄からすくい上げ、浄化してくださいました。1週間後、師尊は私に天目を開いてくださり、天耳通の功能を与えてくさいました。その後、私が長年患っていた下痢症、胃出血、心臓病等の病気も自然に治癒しました。しかし、私の前には花崗岩でできた大きな山がそびえ、私を阻んでいました。私はそれを乗り越えようとしても、乗り越えられず、ようやく少し登っても、すぐ落ちてしまいました。
法を学ぶ事によって、私は多くの執着心を見つけました。例えば、名利心、闘争心、言葉がとげとげしく人を許せない心、短気で上から目線で、女性らしくない等の問題に気付きました。法理が分かれば、直ちに自分を正すようにしました。
(1)仕事の機会を利用して、いままで家に持ち込んだものを全て工場に返しました。お正月や祭日等に従業員が私に贈ってくれたお土産を全部現金に換算して、その人のお子さんやお爺ちゃん、お婆ちゃんにプレゼントするという名義で送り返しました。今まで、権限を使って人に便宜を図り、見返りに受け取った手数料5千元を持って、電車に乗って他の町に返却に行きました。同時に彼らに「私は法輪功を煉功しました。師父は私達にいつでも、どこでもいい人になるよう教えられています」と話し、彼らに真相を伝え、三退をさせました。
(2)ある日、グループ学法が終わって家に帰ると、夫は大騒ぎして(以前は私に大声で話すこともありませんでした)「何の功をやっているの? 親戚の情もなくなり、友情も無くなり、愛情も無くなり、あなたはもう家から出ていきなさい」と言いました。私は、彼が私の業力を消去するために手伝っていると分かっていたため、自分の私心を探しました。彼は仕事で疲れているのに、私のために料理を作ってくれていることを思うと、今度は逆にするようにしました。私は彼に料理を作り、しかも彼の好きなものばかり作るようにしました。食後にはお茶を入れてあげて、今までの居丈高な態度を直し、万事を彼のために考え、思いやりのある優しい妻になりました。夫は「法輪功は実に素晴らしい、私も大法を学ぶ時間のある仕事に転職したい」と驚きの発言をしました。
(3)国有企業は改革で民営企業に変わりました。会社の政治思想工作に従事する幹部はすべて職場を離れ、社員は三千数人から二百三十人まで削減されました。私は書記から、主任、統計員、さらに班長まで降格され、最後にリストラされる破目になりました。辛酸苦楽の様々な味が私の心に湧き、心をえぐるように辛かったのです。会社では、上層部から下層部まで意見が噴出し、噂が飛び交い、私はとても大きなプレシャーを感じました。上司は私に「あなたは法輪功を修煉しているそうですね。従業員にも三退を勧めていますね。あなたは会社の元老で、皆に認められていますが、もしよければ、あなたに設備補修の仕事をしてもらってもいいですか。もし面子がないと思えば、辞めても構いません。一週間の時間を与えるから、どうするかを決めてください」と言いました。
私は心を静めて法を学び、法の中から回答を探しました。これは私が取り除かなければならない名利心ではありませんか? いつも人を管理して、人に管理されたくない共産党文化が体に染み込み、なんと強い執着心でしょうか。三つのことが影響されなければ、どんな仕事でも構いません。私は快く新しい仕事を引き受けることにしました(会社は私がきっと大騒ぎして、面倒を引き起こすのではないかと思っていたようです)。新しい職場で、私は毎日笑顔で人々と接して、恨みも悔しい気持ちも持たず、真面目に働き、上司の要求に従い、いつでも他人を優先に考え、汚い仕事やきつい仕事を進んでやるようにしました。皆は私の変化を見て、「法輪功を煉功すれば、さすがに違います。心が広くなり、落ち着いていますね」と言いました。ある部長はわざわざ私のところに来て、「僕にも『転法輪』を一冊くれますか。妻と義理の姉にも修煉させたいです」と言いました。
(4)一回、私の腰周りに水ぶくれができて、痛くて、痛くて、呼吸もできないほどでした。私はこれが業を消去する事だと分かっていたため、いつも通りに出勤しました。私は本当に一歩、一歩、会社まで体を動かしていきました(揺れが怖くて、車に乗れませんでした)。夫は食卓に置いてある食事を私が全く食べられないのを見て、なぜ食べないのかと聞きました。私は会社で済ませたとごまかしました。どうしても耐えられない場合、師尊に少し緩和してくださるように頼み、一服させていただきました。こうして、3日も飲まず食わずにして、耐えて来ました。洋服をめくって見ると、水ぶくれは紫色の大きな水泡となりました(その後、これは非常に危険な病気だと分かりました)。
気付いたら、私の目の前にそびえる花崗岩の大きな山が消え、一面に広がる海と青空に変わりました。私を励ますため、師父は私に百点満点で、非常に優秀だという評価を下されました。
二、雪に覆われていた私の世界に生気がみなぎっている
修煉当初、私はいつも、自分の世界は氷と雪に覆われていて、まったく元気がない様子が見えました。法を学ぶことによって、法を正す時期の大法弟子は個人修煉ではなく、衆生を救い済度する使命を担っていることが分かりました。
面と向かって会社の幹部と従業員に真相を伝え、三退を勧める
会社の幹部や従業員の結婚式、葬式、お祝いなどの集いに、私は必ず出席し、すべての機会をしっかり掴んで真相を伝え、三退を勧めました。大法が迫害された事から、師父が濡れ衣を着せられたこと、偽りの天安門焼身自殺、4.25の平和陳情、六四天安門事件での学生に対する虐殺、天災人災、法輪功の真善忍などを話しました。また、自分の体験も話しました。それを聞いたほとんどの人はその場で三退をしました。三退しない僅かな人に対して、私は面倒を嫌がらずに何回も繰り返して話をし、その中の2人は十数回話してやっと三退をさせました。私は知っている全ての人に対し、三退をしなければ決して諦めず、承諾を得るまで粘りました。山東省から我が社に品物を運ぶ運転手に真相を伝えると、彼もすぐ三退を承諾しました。同修の協力の下、私の会社では現在三退していない人が6人だけになりました。これからも機会を掴んで引き続き彼らを説得するようにします。
リストラされた2千人に真相を伝えた
誰かの家で宴席があれば、例えば誕生パーティー、同窓会、進学祝いなど、規模の大小を問わず、私はすべて参加します。そこで必ず知り合いの人に出会います。リストラされた従業員の行方、連絡先を尋ね、真相を伝え、三退を勧めます。青島、北京から友達が帰って来たと聞いて、私はすぐに彼の家に訪ねました。その家に入ると、私は「私の師父があなたを救うために私を送って来たのです」と言いました。それから、私は真相を話し、三退を勧めました。彼らはとても感動して、感謝の意を表してくれました。私には三十年近く付き合いのある同僚がいます。彼女は共産党の毒害を深く受け、どうしても三退をしませんでした。どうすればいいでしょうか? ある日、私は彼女を家に招いて、涙を浮かべながら真心をこめて彼女に、「私の振る舞いが良くないから、あなたを救えないのが残念で仕方ありません」と言いました。私の話を聞いて、彼女は心から感動し、共産党を脱退する意を表して、大法のお守りを受け取りました。
神韻を広げ、休日を利用して人を救う
まず救う目標を絞ることが大切です。年齢や職業が違えば、話し方も違います。お年寄りに出会ったら、進んで「お爺さん、お婆さん、こんにちは! とても福々しい顔をされていますね。きっと一家が栄えているでしょう。ここにとても素晴らしいDVDがありますが、それは中国五千年の文明を再現するものです。お家に帰ったら、ぜひご覧になってください」と言います。杖を付いているお年寄りに遇うと、進んで支え助け、「お一人ではなく、家族と共にお出かけくださいね、お金がいくらあっても健康には及びません。これは世界一流の公演です。御覧になってください、健康に良いものです」と言って、神韻を手渡しします。知識人に会うと、「あなたはとても教養がありそうですね。世界一流の公演のDVDがあります。市場では買えないものです。プレゼントします。あなたはきっとその内包がお分かりになります」と言って、それからネット封鎖を突破するソフトも一緒にあげるようにします。若者に会う時、「若くていいですね。私には世界一流のショーのDVDがあります。お金があっても買えませんよ」と言えば、皆が集まって来ます。彼らに神韻DVDを大切にさせるため、「このDVDは限りがありますから、一人に一枚をあげられません。お互いに回して見てください」と言います。また焦って「もうないのですか? これは私が見るもので、友達にもあげたいのですが」と言う人もいます。私は「あなた達は本当に幸運ですね。じゃ、プレゼントします」と言います。
毎日、日の出から日没まで、私は三つのことを生活の中に溶け込ませています。カバンにはいつも神韻DVD、真相DVD、ネット封鎖を突破するソフトを入れています。法を正す期間が終わらなければ、人を救うことをやめません。ある時、何気なく私の世界を覗いて見たら、喜ぶ人々、収穫を待つ肥沃な田畑、果実いっぱい実っている果樹園、花草、樹木……生気が満ちていました。
五年間の大法修煉によってもたらされた私の体の変化は、誰の目にも明らかです。10数年ぶりに友達と会った時、彼女はとても驚いて、「あなたはますます若くなり、ますます綺麗になりましたね。17、8歳の若い子の体型をして、顔もつやつやで、三十代にしか見えません(実際は51歳です)。秘訣を教えてください」と言って、私は「それなら、あなたも法輪功を修煉しなさい」と言いました。
師尊はすべての大法弟子を先天の最高位置に押し上げてくださり、そして偉大な佛法神通力を私達に与えてくださいました。今、神も私達が師と共に生き、法を正す師を手伝う事が出来ることを羨ましがっています。修煉は厳粛で、厳格で、決して児戯ではありません。自分に人心の執着があれば、それをすぐに捕まえて取り除きます。大法の一粒子として、少しでも師尊の苦労を少なくし、少しでも喜びを多くしてあげられますよう、願っています。