広東省の青年が迫害され 母親が救援求める
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 【明慧日本2015年2月24日】広東省の法輪功学習者・鄭景賢さん(30歳男性)は今月3日、中国の警察により不当に連行され、広州市海珠区留置場に拘禁された。鄭さんの母親は全世界に救援を求めている。

 情報によると、鄭さんと共に連行された学習者は、他にも数人いるという。以下は、鄭さんの母親の呼びかけである。

 私は鄭景賢の母親で、阮美と申します。息子は中国華南理工大学本科のコンピュータ・ソフトウェア学科を卒業しました。学生時代には、上海でインターンシップに参加していたこともあります。就職後はコンピュータ・ソフトウェア事業を行う広東省の甲骨文会社や北京、深圳での仕事を経て、2年前から地元で働くようになりました。

 今月5日午後、夫・鄭華利が湛江衛星学校で会議に参加していたところ、広東省公安局からの電話を受けました。その電話で息子が海珠区留置場に拘禁されていることを知らされました。私たち家族は当日夜の汽車に乗り、翌日、留置場に駆けつけました。しかし、息子との面会は許可されず、逮捕令状を発布されてから、弁護士との接見が認められました。夫が衣服を届けようとしても許可されず、仕方がないのでお金を払って留置場で販売されている衣服を買うしかありませんでした。

 息子はかねてより良い子で、成績はいつもトップで優秀な人材でした。一度もやましいことや違法なことはしたことがなく、母親として息子がとても気がかりです。年越しも近いのに、家に帰って一緒に過ごすこともできません。この知らせを聞いた親族でさえも、差別視され、苦しみを味わっています。

 情報によると、息子は法輪功を学んでいるとの理由で留置場に拘禁されたそうです。私は、法輪功を学ぶことは個人の信仰によるものだと認識しており、どの法律に触れたのか理解できません。信仰の自由、言論の自由は憲法で保障された国民の合法の権利です。テレビや新聞で目にする法輪功に対するでたらめな宣伝は、国家の法律ではありません。一権力者の発言が法律を代表することはできないのです。法を執行する機関として、上層部の違法な命令と内部の公安書を執行してはなりません。もし息子が、本当に法輪功を学んだとの理由で逮捕されたのだとすれば、それは迫害です。決して法を犯したわけではありません。迫害に加担した人たちは、民衆の信仰の自由の侵害と不当拘束の罪に問われるでしょう。私は多くの正義ある方々にお力を貸しいただけるよう、そして法律に基づいて息子が一刻も早く解放され、家族と共に新年を迎えたいと願っております。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/16/304699.html)
 
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