広東省で法輪功学習者が迫害され危篤に
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 【明慧日本2015130日】広東省普寧市の法輪功学習者・江漢泉さんは先月1日、中国共産党の役員らに連行され、普寧市留置場に拘禁されてから、酷い病状(高血圧性腎臓病、高血圧性心臓病、高尿酸血症)が現れ、危篤に陥っている。

 江漢泉さんの妻は江さんの状況を知ってから畑仕事を休み、2人の幼い孫を連れて公安局、検察院、政法委員(610弁公室を直轄する組織)などを行き来した。田舎出身の彼女は毎回、上司がいないという理由で夫と会うことも許されなかった。

 江さんは昨年、旧正月のときに法輪功に関する内容の対聯(ついれん、対句を書いて門扉や入り口に張る2枚の赤い紙)を貼り付けたため、法律実施破壊罪だとして共産党の役員らにより連行された。

 中国において対聯はすでに2千年あまりの歴史があり、伝統文化の一部となり、中国に特有な民俗でもある。江さんは自分の家に対聯を貼り付けて真善忍の素晴らしさを追求したことを罪に問われた。

 江さんはまじめな農家であり、法輪功を学んでいるとして15年来、嫌がらせなどの迫害を受けている。江さんはこれまで放浪生活を余儀なくされたり、長期にわたって家族が監視されたりし、訪れた法輪功学習者も連行され迫害を受けたりした。2002年、江さんの家を訪れた70代の女性法輪功学習者が、烏石留置場に連行され15日間拘禁された。200412月、70代の法輪功学習者は江さんの自宅から城東派出所の警官に連行され、恐喝され、心身ともにショックを受けて2005年にこの世を去ったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/23/303528.html)
 
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