遼寧省の法輪功学習者 連行され4カ月で危篤に
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 【明慧日本2015年1月23日】遼寧省丹東市の法輪功修煉者・辛桂琴さん(61歳女性)、2014年9月に連行された後、懲役1年の不当判決を下された。家族は、辛さんが1月頃に留置場で迫害され、血を吐いたり、卒倒したりして、物がはっきり見えなくなり、現在は危篤に陥っていることを知った。

 辛さんは昨年9月18日午前、同市元宝区興東交番の近くで神韻公演のDVDを配布し、警官にも配った。その後、辛さんは興東交番の警官らに連行された。境外調査研究大隊の大隊長および興東交番の副所長ら6人が辛さんの自宅に不法侵入した。辛さんの娘ともう一人の親戚が家にいたが、娘がドアを開けなかったため、消防車を呼び出し、窓から侵入しようとした。

 警官らは辛さんのパソコン、CDケース、法輪功の書籍、李洪志氏の写真や辛さんの娘のパソコンとプリンタ等を押収した。その後、辛さんの娘と親戚を興東交番まで連行し、記録を取った後に釈放した。当日、辛さんは丹東市第一留置場に送られた。

 元宝区裁判所は昨年11月19日午前、辛さんに対して裁判を開廷した。弁護士は辛さんの無罪を主張した。法廷で弁護士は憲法、法律、正義と良知など各方面から法輪功を修煉することは無罪だと述べ、裁判長に強い責任感と使命感をもって社会の正義を守り、正しい判決を下し、辛さんを無罪解放するよう要求した。

 裁判長は法廷で判決結果を公開せず、1ヵ月後、家族は辛さんが懲役1年の不当判決を下されたことが分かった。

 さらに家族は最近、辛さんが留置場で迫害され危篤に陥ったことを知った。このような状況下で、留置場側はまた辛さんを瀋陽市女子刑務所に送り、引き続き迫害しようとしているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/14/303172.html)
 
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