【明慧日本2015年1月13日】安徽省太和県の法輪功修煉者・孫裕豊さん(74)は昨年11月、懲役8年の不当判決を宣告された。現在、孫さんは迫害されて危篤に陥り、血圧が200を超え、心臓病が発症した。警官は病気治療の名目で孫さんの家族に2千元を要求した。
法廷で、孫さんは「私が法輪功を学ぶことは合法で、法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい。法輪功を信奉することは罪ではない」と主張した。そのほか、孫さんは自分が書いた『中国共産党の我が家に対する迫害』に記したことは全て事実であり、警官らが我が家の物(法輪功の資料とパソコンなど )を押収したことは犯罪であると語った。
孫さんと妻は、法輪功を学び始めてから多数の病気が完治し、その体験と法輪功の素晴らしさを常に周囲の人に教えていた。
1999年以来、中国共産党の一部の権力者は、個人的な嫉妬と偏執した考えにより、善良な法輪功修煉者に対して弾圧を開始し、孫さんは何度も不当に拘禁されて迫害された。2000年、孫さんは法輪功の無実を訴えるために上京したことで労働教養2年を強いられた。2008年、法輪功迫害の実態を暴く資料を配布したため、懲役3年の不当判決を宣告された。孫さんはどんなに迫害を受けても自分の信念を放棄しなかった。
昨年3月7日、太和県公安局・国保(国家安全保衛)大隊、派出所の警官たちは、電話の盗聴・尾行などの卑劣な手段で孫さんの自宅に不法侵入し、孫さんを連行してパソコンやプリンタ、法輪功の書籍などを押収した。
判決書を渡された孫さんは直ちに上訴した。孫さんの家族と友人達は弁護士を依頼し、書類をすでに阜陽市中級裁判所に提出したという。
現在、孫さんは太和県留置場に拘禁され、迫害により危篤に陥っているという。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/9/147904.html)