江西省:迫害抗議で断食の女性が危篤
【明慧日本2014年8月13日】江西省九江県の法輪功学習者・田海英さんは6月10日、不当連行に遭い、九江県留置場へ移送された。拘禁中、迫害に抗議して断食を続けた田さんは、危篤に陥った。同県裁判所は、田さんへの不当判決を企て、罪の事実もない田さんを送検した。
2001年6月頃、田さんは公安局政保科により連行された。そして、九江市の馬家壟労働教養所へ送りこまれ、2年間拘禁された。
2004年7月9日、田さんは県公安局により自宅から強制連行された。再び馬家壟労働教養所で拘禁され、2年の獄中生活を強いられた。拘禁中、日頃から罵倒や暴行、虐待を加えられ、苦しめられた。
2006年8月頃、刑期が終わって、田さんは家がなくなり、お金もなく放浪生活を余儀なくされた。田さんが入所する前に、田さんの夫は一方的に妻と離婚したうえ、妻の財産を自分のものにした。
2009年11月20日、田さんは潯陽区公安支局の警官に連行された。そして、九江市留置場や江西省女子労働教養所などの施設で拘禁され、迫害された。
九江市留置場で、田さんは死人ベッドで鉄製の手錠と足枷で縛り上げられ、数日にわたってじっと動くことができず、寝食や排泄など問わずすべてそこで済ませるしかなかった。さらに、鼻孔にチューブを差し込まれたことで、窒息死の寸前となった。
拷問の再現:死人ベッド
2009年末、田さんは江西省女子労働教養所へ移された。そこで、多種の拷問を受け尽くした。両手を頭上にあげてベッドに縛り付けられたまま、3日間にわたって灌食を強要されたことがあった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)