留置場で拷問 法輪功学習者が何度も危篤に
【明慧日本2014年8月7日】黒竜江省双鴨山(そうおうざん)市の法輪功学習者・孫淑傑さん(57歳女性)は今月1日午前、留置場で弁護士と面会した。弁護士は2人の女性警官に支えられながら連れてこられた孫さんの様子を見て、2カ月間の断食生活で何度も危篤に陥った事実を知った。
6月4日、孫さんは永紅区派出所の警官により不当に連行された。迫害されて8日目、危篤状態に陥った孫さんは病院へ搬送された。
その間、家族は孫さんのために、各地の司法部門に解放を求め続けた。しかし、先月11日、尖山(せんざん)区検察庁は法的プロセスに従わず、同区裁判所に孫さんの起訴状を送った。
先月29日、家族に孫さんの弁護を依頼された北京の弁護士は、同裁判所へ行き、立件した訴状などの書類を入手しようとしたが、妨害や脅し、虚言の卑劣な手段で同所に拒否された。
孫さんは法輪功を学んでいるとの理由で、中国共産党の法輪功に対する15年来の弾圧政策の下、13回にわたって連行や拘禁、労働教養を受けた。拘禁中、トラの椅子、電気ショック、つるし上げ、凍えさせる、毒物投与、虐待などの拷問を受け尽くした。