湖北省の法輪功修煉者 刑務所で迫害され全身にしびれ
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年7月30日】湖北省浠水県の法輪功修煉者・張新子さんは法輪功を学んでいるとの理由で2011年に懲役7年の実刑判決を言い渡され、沙洋刑務所に収容された。張さんは刑務所に入所する前、留置場の迫害を受けて視力がかなり悪くなったが、刑務所の迫害により視力が一層悪くなり、全身的にしびれの症状も現れた。

 張さんの家族は3回にも刑務所に行き、張さんとの面会を求めたが、刑務所側がいろいろ口実をつけて面会を許さなかった。

 家庭の大黒柱の張さんが拘禁されたことで、家族の心に大きなダメージを与えた。

 張さんの妻は自分が病弱な体で100歳近くの義理の母親の世話をしながら、息子の高額な学費を稼がなければならず、毎日農作業をしていた。先日のある日、妻は畑で手が竹に深く刺されて自分で簡単に処置したが、夜になって手が酷く腫れた。翌日、姉に勧められて病院に行った妻が、医者に「傷口が深くて膿みが出ている。とても厳しい状態で、すぐに手術しなければならない。もし1日でも遅かったら、左手に障害が残る可能性がある」と言われた。

 そして、妻は手術して2週間入院した。それから、妻はまだ手が回復しないため、家事ができず、盲目の義理の母親を老人ホームに送るしかなかった。

 張さんは農作物を運送する小さい商売をしていた。人の世話をすることが好きな張さんは周りからとても評判が良い。しかし、これほど良い人が法輪功の素晴らしさを人々に伝えただけで、当局に繰り返し迫害された。

 2010年8月3日朝、政法委員会(610弁公室を直轄する組織)のリーダーと610弁公室の警官3人は、張さんの自宅で張さんを連行した。その後、労働教養1年の処分を下され、教養所に拘禁された張さんは2011年6月29日、懲役7年の実刑判決を下された。しかも、公安局の警官は張さんの解放を求めている張さんの妻に「俺は張新子の家庭を崩壊してやる」と暴言を吐いた。

 かつて2003年、張さんは労働教養処分を下されたとき、母親はあまりのショックで、息子のことが心配で、毎日泣いていたため、目が見えなくなったという。

 昨年3月11日、張さんは刑務所から妻に電話した。張さんは「視力が落ちていて、目の前のテレビの画面も見えない。県留置場で酷く殴打されたせいだと思う」と話した。

 昨年6月7日、張さんの妻は刑務所へ行き、張さんと3年ぶりに面会ができた。しかし、「痩せこけ、白髪ばかりで、何十歳も年を取ったようだった」という張さんの姿を見て、妻は悲しくて思わず声を出して泣き崩れた。

 中国共産党による法輪功への迫害で、数えきれないほどの幸せな家庭が破壊されてしまった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/20/294914.html)
 
関連文章