天津市の優秀教師 迫害され死亡
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 【明慧日本2014年7月25日】天津市の中学校に勤めていた教師・叢慧雲さん(女性)は1994年に法輪功を学びはじめた。それ以来、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って思いやりをもち、他人の事を優先に考えるなど良い人を目指していた。また学校では授業を真剣に行い、質の高い授業を行うことで学生や保護者に高く評価されていた。

 以下、1999年7.20に法輪功が弾圧されて以来、叢さんが亡くなるまで受けた迫害の状況である。

 叢さんは北京へ行き、法輪功迫害の停止を陳情したことで、派出所で身柄を拘束されたり、学校に無断で工場の作業係に左遷され、教師より低い労働階級の給料に下げられた。しかし、叢さんは法輪功を学び続けた。こうして、向陽楼派出所と学校側は互いに結託し、2002年9月頃、叢さんを板橋労働教養所まで連行、拘禁した。

拷問の再現:毒物を注射される

 拘禁中、叢さんは眠らせないよう立たされる拷問を数日も強いられたことで、腫れと膨らみのひどさで両足が痛み、立つことさえできなくなった。しかし、日々2時間もならない睡眠時間の状況下で、辛い労働を強要された。また、日頃から大量の採血を強要されたと同時に、毒物を体内に注入された。

 叢さんは3年の刑期が終わって家に戻ったが、教養所内での拷問により、体が痩せこけて大変衰弱していた。その後、療養を受けても健康が回復できず、2012年初め、寝たきりとなって自立生活ができなくなった。さらに、政府から教師の定年退職金を折半され、ますます貧しくなり、生活が苦しくなった。

 こうして、まともな介護もないままに、長期的な寝たきり生活で叢さんは体の数か所にたくさんの膿胞ができていた。そして、2013年7月頃に死亡するまでは、膿胞が爛れて深刻な状態に至った。享年64歳。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/11/294552.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/7/14/2043.html)
 
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