大連市留置場で迫害され 法輪功学習者が危篤に陥る
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 【明慧日本2014年8月18日】大連市留置場で薬物による迫害を受けた法輪功学習者・張国立さんは、全身衰弱のため現在、庄河市中心病院の集中治療室で緊急治療を受けている。

 大連市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、金州支局、中山支局及び下に属している派出所の警官らは先月21日から三日間連続で張国立さん、曲斌さんなど26名の学習者を連行した。張さんは先月23日に借りた部屋から金州先進派出所の警官に連行された。

 張さんは大連留置場に断食で迫害に抗議したため、指示を受けた受刑者が毎日張さんを殴り、手錠で四肢を固定し、野蛮に灌食した。一日数回にわたって唐辛子の粉、不明な薬物などを灌食されたため張さんは意識がもうろうとし、腎臓が衰弱した。また、尿毒症、尿失禁、全身麻疹、床ずれによる臀部の化膿、鼻、口に血の塊、脈拍は1分間に150回以上、心臓激痛などの症状が次々と現れた。そのため、数日間にわたって眠れなかった。

拷問の再現:灌食

 今月11日、大連市留置場は瀕死状態である張さんを大連210病院に送り、応急処置を受けさせた。同時に、張さんの家族に張さんを連れて帰るように知らせした。家族全員が、張さんを実家に連れ帰った後に張さんがすでに全身衰弱し、飲食もできず、話もできないことに気づいた。耐え切れないほど悲しい気持ちですぐに張さんを庄河中心病院に移送し、現在、集中治療室で緊急治療を受けている。

 集中治療室の一日の費用は5000元以上にも上る。張さんは1999年7.20以来、長期にわたって迫害を受けてきた。迫害から逃れるため各地をさまよい、身分証明書、仕事、医療保険、収入源もない張さんは、70代の父親の年金に頼って治療費を払っている。父親は全財産を使い果たしても息子を救いたいと涙ながらに語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/16/296071.html)
 
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