文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年3月11日】数年間、私と同修は協力しながら法輪功が迫害されている真相を伝えています。しかも、私達はどんな状況でも予定通りに外に出ます。
冬の朝、私は外の様子を見ました。外は、荒れた天気でした。しかし、私は「人々に真相を伝えるのに天気は関係ない」と思い、傘を持って出かけました。
街には、人影が見当たりませんでした。私たちは大通りの曲がったところで、ある老人とすれ違いました。その瞬間、私は「この人は縁のある方ではないだろうか?」と思い、私はすぐに振り返って彼とあいさつをしました。老人はとても親切でよくしゃべりました。彼は「私は郭と申します、画家です」と言ってくれました。彼は知識のある人で、道理が分かります。私たちは楽しく話をしました。
私は彼に大法の素晴らしさ、天災と人災の原因、そして、中共が法輪功を迫害している真相を伝えました。三退(中共の関連組織、党、団、隊)をすれば平安になるということも教えました。彼は納得しました。彼は中共はもうおしまいだ、自分も幾多の運動で中共に迫害されたと言いました。昔のことを思い出して、彼は感慨深げになりました。そして、彼は本名で中共の団、隊から脱退しました。別れるとき、彼にDVDと真相資料を渡しました。彼は『共産党について九つの論評』がほしいと言いましたが、あいにくその日は持って来ていませんでした。次の日に届ける約束をしました。
翌日、私たちが着いたとき、彼は待ち合わせの場所にいました。彼は『共産党について九つの論評』を手に取った瞬間、非常に喜んでいました。彼は「素晴らしいです。あと数冊、本をくださいませんか?同窓会の時、西安に持っていくつもりです」と話しました。私たちは「いいですよ。どうぞ使ってください」と言いました。彼は私たちに本の代金を渡そうとしましたが、私たちは彼の好意を気持ちだけ受け取りました。
彼は「昨日家族全員が、法輪功迫害の真相資料とDVDを見ました。全員が三退したいそうです」と言いながら、家族7人の本名を書いた三退リストを取り出しました。別れる時、彼は「くれぐれも体に気を付けてください。外へ出る時は、十分に注意してください」と言ってくれました。
3ヵ月ほど経ったある日、街で私たちはまたこの画家に会いました。彼は嬉しそうな表情で私たちと話をしました。彼は「私は西安から戻ったばかりです。あなた達と会えてよかったです。同窓会の時、『共産党について九つの論評』と法輪功迫害の真相資料をみんなに配りました。足りなかったので、数冊印刷しました」と言いました。彼はクラスメートに三退を勧め、その中には高官に就いている人もいました。彼は私たちにクラスメートの三退リストを渡してくれました。