「人類は新しい時代を迎えるでしょう」
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 【明慧日本2015年5月31日】「人類はこれによって新しい紀元に入るでしょう。私が今日ここに来たのは、この歴史的な瞬間を証言するためです。法輪功学習者たちがマンハッタン縦断パレードを行っているのは、全世界に平和、慈悲の核心を表しています」。5月15日、法輪功の盛大なパレードがマンハッタン42番街を通過する際、ニューヨーク市民のマリリン・アスペンさんは目に涙を浮かべ、感激した声でゆっくりと語った。

 50歳を過ぎたアスペンさんは、2年前にロサンゼルスからニューヨークへ移住。言動に優雅さと穏やかさがにじみ出ていた。『大紀元時報』で法輪功を知った彼女は大量に研究した上で、この日にわざわざ応援に駆けつけた。

玛丽莲·阿斯萍在法轮功曼哈顿大游行现场
法輪功のマンハッタンパレードの現場に駆けつけたマリリン・アスペンさん

 「私の心、私の魂は彼らの行動を深く理解しています。これは偉大で精神的な覚醒運動であり、中国人、そして全人類に関わっており、世界の本質を変える事にも関わっています。この運動は、中共政権が人民に迫害を加え、人の基本的な権利を剥奪していることを暴露しています」。アスペンさんは中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りの真相も知っており、「善はこれらすべてを超えます。彼らが自分を犠牲にしているのは、私達のため、この世界のためです。法輪功学習者たちがマンハッタンでこのようなエネルギーに満ちた、平和な活動を行っているのは、まさに歴史的な瞬間です」

 正義と邪悪の戦い

 東洋であれ、西洋であれ、多くの民族の伝説にも正義と邪悪の戦いに関する予言がある。アスペンさんは自らの目で現在進行中のこの大戦を観察し、目撃できることを誇りに思うという。「本当の戦争ではありませんが、平和的で、愛を用いているため、恐怖を超えるのです」

 善、即ち無条件の愛は、この世界で最も強大なもので、善があってこそ、法輪功学習者は勇気をもって真理を守れるのだとアスペンさんは言う。「法輪功はこの宇宙の最も基本的な価値観を代表しており、普遍的な真理の核心です」

 アスペンさんは携帯していた小さなバッグの刺繍「愛は恐怖を超える」の文字を指しながら話を続けた。「これは正義と邪悪の戦いです。邪悪は極限まで恐怖を作っていますが、最後に勝つのは必ず正義です。忍耐は法輪功の理念です。これは上演中の、テーマがはっきりとした戦いです」

 善の力でしか、この世界を変えられない

 「現代の世界は物質化され、多くの人は利益、権力に目がくらみ、個人的なものを求め、『私』を中心にしています。しかし、彼らは聞く耳を持ちません」。長い間、アスペンさんは気落ちして、誰にも話したくなくなっていた。「今日わたしは啓発され、励まされました。愛を示し、これは彼らにできる唯一のことです。この善の力でしか世界を変えられません」

 「この世では、多くの人が自分のために考えています。しかし現在、他人のために考える人がますます多くなり、目覚めた人が増えています。法輪功学習者の巨大な努力と犠牲がこの世界を少しずつ変えているのです。そのエネルギーは強大で更に引き続き強くなり、世界を目覚めさせ、人類を守り、世界を支えています」

 激変の2015年

 「2015年はただならぬ一年です。これまでもずっと変化し続けていますが、今年は激変が起き、重大な転換が起きます」と、大量の研究をしてきて、そして強い感知能力のあるアスペンさんは語った。

 「私の知人には、東洋哲学などのものを研究している人が多くいます。私は輪廻転生を信じており、もう55歳ですが、私の人生の生涯は生命のもっと深い意義をずっと探しており、これも私が今日ここに来た理由の一つです」

 古くから伝わってきた物語がある。ある村には、良い人が一人も見つからなかったため、神に消滅された。現在、道徳の滑落によって世界は非常に危険な状態に陥っている。「しかし、法輪功の弛まない努力によって、人はますます善良、純粋になり、平和の世界が訪れようとしています。激変がまもなく起きるでしょう」

 いろいろと話すうち、アスペンさんはもう一つの奇跡を思い出した。それは神韻だ。「神韻公演の舞踊と衣装の美しさ、伝えた力強いメッセージは実に奇跡で素晴らしい! 神韻は正義と邪悪との大戦で、善良と真理が必ず勝つという物語を演じました」。2015年の神韻公演の最後の演目で、難儀の中で、善良な人が神様に守られたという一幕について、アスペンさんは心の中で深く信じるという。

 神韻の芸術家たちの多くが法輪功学習者だと知ったアスペンさんは、神韻が他とは違う理由がやっと理解できた。「学習者は心が清らかで、真の芸術を作ることができ、そして各方面に素晴らしいエネルギーを注いでおり、これらすべては慈悲によるものです」

 世界を新しい時代に導く

 アスペンさんが悲しく感じたのは、物質主義が盛んなアメリカでも、このことに関心を寄せない人がいることだ。先ほどコーヒーショップで、このパレードを「デモ」と話す人がいて、「デモではなく、これは正しい理念の平和的なアピールです」と、訂正したかったという。

 「中国は果てしない、難儀に満ちた道を歩んできました。粘り強い人々と悠久な伝統、例えば、この修煉、座禅及び信仰は中国の歴史が培ってきたものです。今日、法輪功は受難しながらもこの世界を助けています」

 8000人もの盛大なパレード、そして法輪功を支持する人がますます多くなっていることを目にしたアスペンさんは非常に嬉しいという。「中国共産党が異常なほど邪悪にもかかわらず、中国人は依然として勇気を持っています。しかも、この勇気は引き続き強くなり、世界を新しい時代に導いています。愛を土台とする新時代です」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/21/309818.html)
 
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