河北科技大学の職員 江沢民を告訴
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 【明慧日本2015年7月3日】河北省科技大学の職員・宋洪水さん(52歳男性)は先月2日、北京最高検察院と最高裁判所に元国家主席・江沢民に対する告訴状を郵送した。その翌日、検察院と裁判所から告訴状を受理したとのメールがあったという。

宋さんが郵送した告訴状の控え

宋さんが郵送した告訴状の控え

 宋さんは河北科技大学の職員で、妻・李恵雲さんは同大学の第一期・博士号を修得し、助教授になった。宋さん夫婦は1997年に法輪功を学び始め、円満で幸せな家庭を築いた。しかし、1999年に江沢民が法輪功迫害を引き起こした後、宋さん夫婦の家庭は崩壊した。

 法輪功迫害を開始した初期、宋さん夫婦は大学側から修煉を放棄する旨の書類・誓約書を書くよう強いられ、仕事を停止された。

 2001年と2004年、宋さん夫婦は洗脳班まで連行され、強制洗脳を受けた。

 2004年3月、李さんは洗脳班で拷問を受けた後、精神分裂病の症状が現われたが、石家荘労働教養所に送られて2年間、拘禁された。そして、大学側は李さんを不当に解雇した。

 2011年3月2日、警官は李さんを連行した後、李さんの自宅に行き、家宅捜索を行って宋さんも連行した。その後、宋さん夫婦は実刑判決を言い渡された。宋さんは3年3カ月の判決、李さんは「責任能力なし」と診断されたが、4年10カ月の判決を宣告された。

 宋さん夫婦は拘禁されている間、子供の生活が親戚と友人からの援助を受けるしかできなかった。宋さんは刑務所から出られた後も、仕事を失うことに直面している。李さんはいまだに省女子刑務所に拘禁されており、精神状態もよくないという。

 江沢民による法輪功迫害のもと、中国本土では数えられないほどの家庭が、宋さんと同じ目に遭っている。「江沢民が犯した罪を追及し、江沢民を制裁すべきです」と宋さんは要求した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/14/310861.html)
 
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