中国で約4千人の法輪功学習者が江沢民告訴
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 【明慧日本2015年6月23日】先月の末から11日までの2週間、少なくとも3946人の中国本土の法輪功学習者、その家族および海外で亡命している法輪功学習者が、中国最高検察庁・最高裁判所に江沢民を起訴し、関連の法律文書や証拠を提出したという。

 江沢民一人の意向で、中国本土の法輪功学習者に対して16年間にも及ぶ迫害をもたらした。迫害を阻止し、より多くの国民に法輪功の素晴らしさを知ってもらうため、先月から各地の法輪功学習者が広い範囲で迫害の元凶・江沢民を告訴し、中国最高検察庁にただちに起訴するよう要求した。

 明慧ネットへは、わずか2週間で本土からの江沢民を告訴する「刑事告訴状」の写し3245通が届いた。合計3946人の国民は江沢民による犯罪政策で受けた迫害について訴えた。この数は実際に告訴している案件の一部にすぎない。多くの法輪功学習者は手書の告訴状を関連部門に郵送した。パソコン操作の問題やインターネット封鎖の影響で報告できないものもある。

 届いた刑事告訴状の写しは以下(※)の25の省と自治区・天津市・重慶市・北京市・上海市4つの直轄市、1390の県市。また、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなど海外亡命している法輪功学習者が中国最高検察庁に提出したもの。

 ※河北省・遼寧省・黒竜江省・吉林省・山東省・湖南省・四川省・河南省・湖北省・安徽省・甘粛省・山西省・江蘇省・広東省・青海省・江西省・内モンゴル・陜西省・寧夏回族自治区・浙江省・雲南省・福建省・貴州省・広西省・新疆ウイグル自治区。

表格一:诉江状数量按各省和直辖市分布
江沢民を告訴した法輪功学習者の省と直轄市の分布図
表格二:明慧网收到诉江状数量按天分布
明慧ネットに届いた江沢民告訴状の案件数(日別)

 江沢民を告訴する本土の法輪功学習者は、裁判官・政府関係者・軍人・警官・大学教授・講師・芸術家・エンジニア・医者・会社員・労働者・農民。

 遼寧省の錦州市義県裁判所の元一級裁判官・法輪功学習者の孫霊華さんは8日の午前、EMSで江沢民を告訴する刑事告訴状を最高検察庁に郵送したという。

 南京大学中国語学部の副教授・王載源さん(72)と妻(市児童病院の主治医師)は江沢民を告訴した。王さんは法輪功を学んでいるとの理由で3回不当に連行、3回家財を押収、2回洗脳班に拘禁、2年の労働教養処分に処せられたという。

 山東省青島市の有名な書道家・劉錫銅さんと妻劉愛芳さんも江沢民を告訴した。

 王檀原さんは河北省冶金工業庁の元副庁長、冶金工業弁公室の主任、高級エンジニアである。法輪功への迫害において、懲役3年6カ月の不当判決を宣告された。その結果、お金の出所がなくなり、年金と医療保険すらも差し押さえられたという。

 多くの法輪功学習者は江沢民グループにより迫害され、身体が不自由になり、または死亡した。その家族も心身とも大きなダメージを受け、元凶の江沢民を厳重に懲罰するよう求めている。

 今月4日、四川省徳陽市の警官は、郵便局で告訴状を郵送しようとした法輪功学習者を阻止した。

 13日、江蘇省連雲港の複数の派出所の警官は明慧ネットで江沢民を告訴した法輪功学習者の自宅に侵入し、家財を押収した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/14/310899.html)
 
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