文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年12月30日】ビジネスパートナーとの初対面で、業務知識が豊富な上、考え方が緻密で能弁な彼に、良い印象を持ちました。会話の中で私はこのように話題を変えました。「外回りが多く、社会との接触が多いあなたは、法輪功についてどう思いますか? たとえば、天安門焼身自殺はどのようにお考えでしょうか?」
彼は軽く笑って「法輪功ですか? 焼身自殺と言えば、私はあなたより詳しいですよ。当時、事件現場にいたからです」と言いました。予想外に感じた私は「テレビ番組を見た時、当事者以外にいたのは消防に当たった武装警察官だけで、一般民衆の姿は見られませんでしたよ」と言いました。
彼は「それは間違いありません。その事件の直前から広場は立ち入り禁止になっていました。当時、高官の子の私は、北京で兵役に服していました。その件は私の属する部隊がやったのです。一般民衆どころか、法輪功修煉者も誰1人いませんでした。なにより、法輪功修煉者の間であれだけ強い団結力があるので、周辺にあまりにも大きな反響を及ぼしました。私たちの部隊でも相手になれませんでした。そのような民間団体がいたなら、彼ら(中国共産党)はほっておかないでしょう!」と言いました。
私は「しかし、一つの国家の政府としてあのような真っ赤な嘘をまき散らして、白黒を逆転させ、罪のないひとびとを迫害し、どうして国民に『誠実さを重んじよう』とよくもまあ、言えるのでしょうか? 誠実さは国の建立の根本です。根本から誠実さが欠けている国は、将来どうなるのでしょうか? 子供達もどうなりますか? 今の社会の現実は、目の前に人が倒れていても、ひとびとは見たり、あるいは助けたりするのを恐れているのではありませんか? このような人類に未来がありえるのでしょうか?」と尋ねました。
彼も深く憂慮し、「仕方のないことではないですか?」と言いました。
私は「伝統的な道徳や良知を取り戻し、ひとびとの善の念や誠実さをよみがえらせれば、国や子供たちに将来の希望が見えてきます。『天が中華民族を守って下さり、三退すれば平安を保つことができる』ことを聞いたことがありますか?」と聞くと、彼は「聞いたことがありますが、まだ、そのことがよくわかりません」と答えました。
私は「人間は天地を敬い、自然を尊重し、良知と善の念を持ち直し、徳と誠実さを重んじて初めて国に希望があり、子供たちに未来があります。私たちは以前、無神論を唱える中国共産党の組織に加入した際、自ら命を捧げると宣誓しましたね。その声明を破棄しなければ劫難から免れられません。あなたも加入したでしょう?」と聞きました。彼は「中国共産党の全ての組織に加入しました」と答えました。
私は「以前神に対して立てた全ての不敬な誓いを破棄し、自分の命を大切にすることを神に誓えば、良い未来を迎えることができます。会社に脱退の申請書を提出するのではなく、ただ天や神に誓い、以前の毒されている誓約を破棄することで、心から脱退をするのです。法輪功は佛法修煉で、ひとびとに道徳の向上や健康をもたらし、はっきり言えば、予言で言われている末劫の時期にひとびとを救いに来たのです。『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』を覚えれば、福報を得ることができます。あなたが三退した後、家族にも必ず法輪功が迫害されている事実を伝えてください。家族と一緒に平安を得て、良い未来を迎えて下さい!」と多くの真相を話しました。
彼は「ありがとうございます! 家族には多くの共産党員がいますので、帰ってから必ず、彼らにもここで教えてもらったことを話し、三退を勧め、『法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』を覚えておくようにと伝えます」と心から感謝して立ち去った。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/20/154168.html)