山東省:女性法輪功学習者、懲役4年の不当判決に
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 【明慧日本2016年1月5日】山東省青島市黄島区裁判所は昨年7月8日、即墨市普東留置場にて法輪功学習者・竇紅霞さん(40代女性)に対して不正裁判を行い、当日判決を宣告しなかったが、情報筋によると、竇さんはすでに懲役4年の不当判決を言い渡され、上訴したという。

 竇さんは2014年9月22日午前、夫の丁培格さんと自営の洗車場で、膠南隠珠鎮派出所の私服警官10数人に、不当に連行され、法輪功の文言が書いてあるカレンダー、法輪功の関連書籍などの家財を押収された。丁さんは10数日間拘禁されてから家に帰され、現在監視されている。一方、竇さんは青島市第三留置場に拘禁されている。

 当裁判所は当日9時40分過ぎから開廷し、検察側は竇さんの自宅で法輪功の関連資料を見つけたことを証拠として指摘した。一方、竇さんは法輪功の関連資料には、どのようにしたらより良い人になれるかが書いてあり、法輪功を学ぶことは罪にはならないと反論した。

 明慧ネットの情報によると、ほかに数人の学習者が市の第三留置場に拘禁され、不正裁判を行われたという。昨年11月17日、当裁判所は即墨市普東留置場にて学習者・喬君さんに対して不正裁判を行い、当日結果を宣告しなかった。10月13日、裁判所は家族に知らせないまま、即墨市普東留置場に拘禁されている学習者・王涛静さんに対して裁判を行った。また、12月1日午前、膠州市裁判所は青島市第三留置場に拘禁されている学習者・宋桂香さん、李雪さん親子に対して裁判を開き、弁護士の出廷を阻止した。裁判は午後4時半ごろに終わり、後日改めて開廷すると宣告した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/2/321712.html )
 
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