吉林省女性教師 4年の実刑判決下され上訴
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 【明慧日本2016年1月8日】吉林省体育学院の法輪功学習者・車平平さん(40歳女性)は2013年10月18日、警官に連行されてから、ずっと吉林市留置場に拘禁されていた。留置場で車さんは迫害に抗議するため、囚人服の着用と強制労働を拒否し、昨年4月からは断食も始めた。しかし、とても体が弱ってきている車さんに、毎日、辛い灌食を強制的に2回もされている。

车平平

車平平さん

 昨年11月9日、車さんの家族と弁護士は留置場に行き、車さんとの面会を求めたが、断られた。そして、家族と弁護士は船営区裁判所に行き、車さんの案件を聞いたところ、裁判官は「車平平の一審がすべて終わった。4年の実刑判決だ。彼女は上訴をした」と話した。

 そして、11月17日、吉林市中級裁判所は「車平平の上訴を受け取った。弁護士を雇っても良い。ほかの地方の弁護士を雇うなら、証明書が必要だ」と電話で車さんの家族に通知した。

 車さんは吉林省体育学院に勤め、生徒たちから好かれている教師である。しかし、車さんは法輪功を学んでいるため、何度も連行・拘禁され、強制的に洗脳を受けた。車さんの両親はいつも車さんのことを心配していて、病気が悪化し、ともに亡くなったという。

 2013年10月18日、北山派出所の警官は車さんの自宅の近くで待ち伏せ、夜7時ごろ、家から出た車さんを連行した。その日、同市の法輪功学習者および家族30数人も連行された。その1カ月後、車さんなど、10数人の学習者は起訴された。

 学習者たちの家族は弁護士を依頼したが、政法委や610弁公室の指示を受けた司法関係者らに妨害され、弁護士の辞退を強いられた。

 そして、昨年9月7日朝5時ごろ、車さんなどの法輪功学習者3人は留置場から裁判所に連れて行かれた。裁判所は家族にも弁護士にも知らせず、3人に裁判をかけたという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/20/319391.html )
 
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