スウェーデンで『フリーチャイナ』など上演 「すぐさま迫害を制止すべきだ」の強い声が
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 【明慧日本2016年2月14日】法輪功学習者は先月23日、スウェーデンのヨーテボリ市で、国際賞を受賞したドキュメンタリー映画『フリーチャイナ』と『恐怖を超える』を放映した。映像を通して、中国の人権の実状が浮き彫りとなり、観衆が大きな衝撃を受けた。「中国の人権はこれほど悪化したのか」と驚いた人が多く、とくに「臓器狩り」が組織的に行われていることに「人間のやることではない」と怒りをあらわにした人もいる。鑑賞後、殆どの観客は法輪功迫害の元凶・江沢民を告発することを支持し、告発状に署名した。

 前日には大雪が降ったため、街が雪化粧で真っ白となり、当日の気温も零下14度の寒さになったにも関わらず、放映の会場は満席となった。訪れた人たちは地元の人以外に、外国人の留学生もいた。皆は迫害の残酷さに戦慄を感じ、迫害を一刻も早く止めさせるべきだと願っていた。

 『フリーチャイナ』は主人公のジェニファー・ゼンさんとチャーリー・李博士が、中国で受けた迫害を描いている。主人公の2人は法輪功学習者である。彼らの受けた迫害の体験を通じて、中国共産党が思想や信仰の自由などの基本的な人権を如何にして全て奪い取り、恐怖で支配しているかが分かる。

 『恐怖を超える』では中国の有名な人権弁護士・高智晟さんの受けた、残酷極まりない迫害の様子を描いている。高弁護士は法輪功学習者を弁護したことで、中国当局から目に余る極悪非道な迫害を受けた。中国では人権を論じるどころか、法律さえ成り立たない無法な状態であることがひしひしと伝わってくる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/30/322921.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/2/1/155024.html)
 
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