多くの人を救うことは師父への最もよいプレゼント
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文/中国の子供弟子

 【明慧日本2016年3月2日】私は15歳の中学生です。冬休みに入ってから、母は私に毎日外へ真相を伝えに行きなさいと促します。そして外へ出れば、毎日平均して四十数人を三退させることができます。真相を伝え終え家に帰ると、或いは家に帰る途中で、毎日微笑みながら慈悲に私を見つめておられる師父が見えます。母に伝えると、「師父はあなたを励ましてくださっているのよ」と教えてくれました。

 今年の旧正月の大みそかの2月7日、母は「たくさん人を救うことは、師父への最もよいプレゼントになります」と言うので、私は丸一日、昼食も取らずに、外で真相を伝えました。するとまた、微笑んでおられる師父が見えました。そして夕方までに、その日60人を三退させることができました。

 私と母は同修で、比して学び比して修しています。毎回出かける前、母はいつも「今日数十人を脱退させてきなさい」と言うので、私はいつも母の言う人数を三退させることができます。そして、母が出かける時、私も「20人を脱退させてきてね」と言うのですが、母はいつもこれが出来ず、ほとんどが20人以内です。

 時に母は私と一緒に出掛けて、どう伝えているかを聞いてみたいと言いますが、私は「1人でやりたい」と言います。私と一緒に法を学びたいとも言うのですが、私はやはり1人で学びたいのです。そのわけは夜中に起きて、三講を拝読してから、五式の功法を煉るからです。また真相を伝えることも簡単なことだと思っています。今年1月までに1313人を脱退させ、一番多い日は66人を脱退させました。そして、2月1日から今日まで、一番多い日は81人を脱退させることが出来ました。冬休みに入ってからは、1日も休まず人を救っています。

 私のやっていることは、別にそれほど難しい事ではないと思っています。全世界で毎日の三退人数を見ると、10万人くらいしかなく、1人の大法弟子が1人を脱退させたとすると、10万人の大法弟子しか真相を伝えていないことになります。真相を伝えている大法弟子が少なすぎます。実名で江沢民を告訴した大法弟子だけでも20万人います。そうしたら1人が1人ずつ三退させれば、毎日二十万人が脱退したことになります。このままだと、もし明日法を正す事が終わったら、どのくらい多くの大法弟子が、後悔することになるのでしょう!

 これから真相を伝える中で、自分が経験したいくつかの事を話したいと思います。

車いすのおじさんが歩けるようになる

 去年の夏、同級生の家へ遊びに行った時、車いすに座っているおじさんに出会いました。「こんにちは」と挨拶した後、天安門焼身自殺と古代ローマ帝国の皇帝ネロはキリスト教徒を迫害したことで、疫病を4回招き、最後にはローマ帝国を滅ぼした歴史の教訓を話したら、おじさんは共産党の組織から脱退しました。さらに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を心から念じれば体に良いと教えました。

 そして、2カ月ぐらい経った頃、帰宅途中に同級生の家のマンション前を通りかかった時、またおじさんに出会いました。おじさんは次の事を教えてくれました。「君から聞いた『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を毎日念じていると、杖を使って歩けるようになった! この病気が治るには2、3年かかると医者に言われていたが、今は杖がなくても、歩くことができるようになった。しかも、昨日はエレベーターに乗らず、階段を上って9階にある我が家に帰ることができたよ」とおじさんはとても喜んで話しました。そして、感謝してくれましたが、私は「やるべきことをやっただけで、感謝は要りません」と言いました。実はおじいさんを救ったのは私ではなく、私たちの師父です。おじいさんが真に信じたからこそ、大法が助けてくださいました。

悪の報いを受けた元警官とその息子が三退した

 去年の10月、道を歩いていたら、1人の30代のおじさんに出会いました。「おじさん、こんにちは、少し話してもいいですか?」と声をかけると、おじさんは「いいよ」と答えました。「三退すれば身の安全が守られる、と言う話を聞いたことがありますか?」と聞くと、おじさんは急に声を大きくして「君は法輪功を修煉している人ですか?」と聞いたので、私はびっくりしました。その後すぐに落ち着きを取り戻して「そうです。私は法輪功を修煉しています! あなたは警官ですか?」と尋ねました。「なぜ私の父が警官だと分かるですか? 今ちょうど法輪功学習者を探していました」おじさんのお父さんは元警官でした。法輪功学習者を連行したことがあり、連行した直後から、脚の調子が悪くなり、その後ますます重く引きずるようになりました。定年退職してから下半身が不随になり、とうとう今は歩けなくなりました。かつて天安門焼身自殺にも参与した事もあり、元警官は自分が悪の報いを受けていると分かりました。それで、法輪功学習者を探し出して、実名で三退し、自分の過ちを償いたいと思いました。

 この話を聞いて、私は「天安門焼身自殺」の真実と「中国共産党亡」と刻まれた2億7千万年前の石の話を伝えました。おじさんは自ら実名で、自分と元警官のお父さんともに三退しました。そして、再三に感謝してくれました。

頑固なおじいさんが三退した

 今年1月のある日の午後に、真相を伝えに行った時、1人のおじいさんに出会いました。「おじいさん、こんにちは」と挨拶した後、「三退すれば身の安全が守られる、という話を聞いたことがありますか?」と聞くと、「数日前、ある法輪功学習者が話していたが、その時は聞かなかった。この年でもういつ死んでもいいし、孫までいるから、何の心残りもないんだ」と言いました。「天安門焼身自殺」の真実と「中国共産党は滅びる」と刻まれた石のことを伝え、邪悪な中国共産党から脱退しなければ、淘汰されると言うと、おじいさんは「構わない、この年になるとすでに死ぬ覚悟ができている」と言いました。

 さらに、「生きている法輪功学習者の体から臓器が摘出されていることをご存知ですか?」と聞くと、「中国共産党がしていることを、他の人から聞いたことがあるが、脱退してもしなくても自分には関係ないよ」と言いました。死ぬことも恐れないおじいさんに、何をどう話せばいいのか悩みました。この時、ふと師父が知恵を与えてくださり、「脱退しなければ、その罪が子や孫にまで及びますよ」と言うと、おじいさんは「どうして息子と孫にも及ぶのか? 彼らは何も悪いことをしていないのにどうしてだ!」と聞いたので、「人が生きている間に積んだ徳や作った業は、死んでも子々孫々に受け継がれるからです」と答えると、「ならばすぐに、脱退させてくれ! でも息子と孫はどうすればよいのか?」と尋ねたので、「彼らと相談して、三退させるようにしてください。明日その結果を教えてください」と言った後、「おじいさん、死ぬなんてあまり口にしないほうがいいですよ。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じれば、寿命を延ばし、福を得ることができます」と伝えると、それを聞いたおじいさんは喜び、「今日の収穫は大きい、明日の午後2時ここで待っているよ」と言いました。

 そして翌日の午後、約束した場所へ行くと、おじいさんは本当にそこにいました。息子と孫の名前を書き、これで3人とも脱退すると言いながら渡してくれました。

「君が正しかった。私が間違っていたよ」

 正月のある日、道で1人の30代のおじさんを見かけました。挨拶した後、「三退すれば、身の安全が守られると言う話を聞きましたか?」と尋ねると、おじさんは「子供のくせに政治にかかわるなんて、暇ですることがないのかい?」と言われたので、「子供ですが、正しい事をしています」と答えました。「どのような正しい事をやっているのか?」と聞かれたので、「三退させ、衆生を救い済度するお手伝いをすることです」と答えると、おじさんは「衆生を救い済度するだって? 自分はとても元気に生きている。ほら、見て分かるだろう。小さいころから、両親から中国共産党の知識をたくさん学び、将来必ず役に立つと教わったよ」

 私は「常人社会はそうかもしれませんが、天は中共を滅ぼす時、最初に淘汰されるのは、おじさんのようなまだ済度されていない人です。今救われる機会が目の前にあるのに、法が世を正す時になると、後悔しても遅いのです。私たちは本当に世の人を救い済度しているのです。たとえおじさんが百歩譲って脱退しても、おじさんに悪い事は何もありません。これまで聞いた話は、共産党が捏造したデマです。共産党は一体どういうものかを話します。天安門焼身自殺のことを聞いたことがありますか?」と尋ねると、「もちろん、法輪功の人が自ら体を焼いたあの事件だろう」と答えました。いいえ、違いますと、天安門焼身自殺の真実のことを話し、他に「中国共産党は亡びる」と刻まれた石のことも伝えました。そして法輪功を学んでからの心身の変化も伝えると、おじさんは迷うことなく三退してくれました。そして、「君が正しかった。私が間違っていたよ」と言いました。「『法輪大法は素晴らしい』を心からよく念じてください」と教えると、おじさんは「もう覚えたよ。家に帰ったら早速、両親にも伝えるよ」と感謝してくれました。

みぞれの降る中、忙しく人を救う

 旧正月が済んでから6日目、みぞれがかなりの勢いで降っていました。道を歩く人が少ない中で、1人の20代のお兄さんに出会いました。「雪の中で外に出て何をしているの?」と聞かれたので、「急いで人を救っています」と答えたら、「お兄さんは何をしに出てきたのですか?」と聞くと、「遊びに出てきたんだ」と答えました。天安門焼身自殺の真実と「中国共産党は亡びる」と刻まれた石のことを伝えると、お兄さんは喜んで三退してくれました。お兄さんは救われるために出てきたのだと思いました。その日の午前中に26人を脱退させました。

 真相を伝える中で、いろんな人に出会います。中には全く聞かない人や、罵る人、無視する人もいました。このような時、私はまず自分の心を落ち着かせ、正念を発して衆生の背後の邪悪の要素を取り除きます。それから彼らとの会話から、三退したくない原因を探り、その人の執着に合わせて話題を変えて伝えます。すると、大体90%の人が救われ、ほとんどが実名で脱退してくれます。

 私たちはただ足と口を動かしただけで、本当に衆生を救っているのは師父です。師父がすべてを按排してくださっているのです。ただ私たちに人を救う心があるかどうかを見ておられます。同修の皆さん、精進しましょう! 外に出て行き、たくさんの人を救って、師父の期待に背かないようにしましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/20/324360.html )
 
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