中国・上海市の翁萍さんが迫害されて重体に
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年5月18日】上海市の法輪功学習者の翁萍さんが長寧留置場に拘禁されてからすでに11カ月も経っており、現在不当裁判に直面している。翁さんが重体に陥った事を知った家族は、直ちに無罪解放を要求した。

 昨年6月2日、翁さんが自宅にいたとき、不法侵入してきた普陀分局長征派出所、区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および新涇派出所の警官らに不当に連行された。その後、警官らは翁さんを区裁判所に上訴した。家族は、最近翁さんに重い症状が現れ、血圧が170~180に上り、胆のうの腫れ、胆石、胆のう破裂の恐れがあると聞かされていた。家族はとても心配して、翁さんを直ちに解放するよう求めている。

 翁さんは2010年に突発性卒中で意識不明になったことがある。当時の血圧も180で病院に送られた。医者はどこの血管が破裂したのか見つけられなかったため、薬で抑えることしかできなかった。数年内に再発する確率が非常に高いと診断された。また、再発した場合、治療することはできないと宣告された。家族は翁さんの状態が悪化すれば、命を失うことを恐れている。当時、翁さんは家に帰ってから、煉功し、健康を取り戻していた。

 情報筋によると、今回翁さんが連行されたきっかけは、区のあるエリアで法輪功の資料が発見されたからだという。しかし、警官は翁さん本人を撮影した写真ではなく、翁さんとは似ても似つかない通行人の写真を証拠にしている。翁さんは以前、法輪功の資料を配布したという理由で5日間拘束されたことがあり、今回配布したのも翁さんであると断定された

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/8/327954.html)
 
関連文章