【明慧日本2016年9月25日】山西省文水県冀周村の法輪功学習者・成衛平さんと妻・樊梅香さんは8月18日、自宅に不法侵入した20数人の警官によって強制連行され、警官らは成さんの家を家宅捜索した。
8月18日午前8時過ぎ、成さんの家を出た法輪功学習者・李雲華さんは韓村の近くで、尾行していた警官4人によって連行され、文水県留置場に送られた。4人の警官は李さんを留置場に入れてから証明書を提示し、李さんに成さんが法輪功学習者・喬建軍さんを援助したことについて聞いた。李さんは質問に答えず、警官に夫・韓海明さんが刑務所で迫害され死亡したことを話した。夜8時頃、警官は諦めて李さんを解放した。
警官は成さんの家にある法輪功の資料、法輪功関連書籍、パソコン、プリンター4台、USBメモリ、現金500元などの私物を押収した。
現在、成さん夫婦は文水公安局に拘留され、成さんは文水留置場に、樊さんは離石留置場に拘禁されている。文水県検察は成さん夫婦を起訴しようとしている。
山東省青島市の法輪功学習者・喬建軍さんは2007年9月から法輪功を学び始め、短気な性格が改善されたという。2012年7月15日、喬さんは出かけた際に文水県を通って人々に『神韻』のDVDを配ったが、尾行していた私服警官に連行された。その後、喬さんは文水県裁判所に4年の実刑判決を言い渡され、晋中刑務所に収監された。今年7月、喬さんの刑期が満了する前に、突然家族に新疆公安局から電話がかかってきて、「法律の規定に基づき、喬建軍を戸籍地に連れて来なければならない」と言った。
7月14日、喬さんの刑期が満了した。刑務所の前で喬さんの戸籍地の新疆沙湾県610弁公室の警官3人が喬さんを待っており、喬さんが刑務所で「転向」しなかったとの理由で喬さんを連れて行こうとした。刑務所から出た喬さんは警官の車に乗ることを拒否した。そのとき、ある人が喬さんに「私たちの車に乗ってください」と言って、喬さんはすぐに乗り去った。そのため警官らは成さんが喬さんを助けたとみているという。