黒竜江省の法輪功学習者が迫害死(写真)
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  【明慧日本2016930日】黒竜江省五常市二河郷の法輪功学習者・呂志範さんは93日、柴河林業局留置場で死亡した。享年50歳。

 呂さんは連行された後、留置場で拘禁されて4カ月ほどで死亡した。留置場側は、呂さんの死は受刑者による犯行だと説明した。

吕志范
呂志範さん

  10人中、地元の法輪功学習者5人は当日の夜、解放された。29日間拘禁された牡丹江の江小春さんは1万元の保釈金を支払って、解放された。その後、ほかの法輪功学習者3人も解放された。

 しかし、呂さんはずっと、柴河林業局留置場に拘禁され、逮捕状も出された。呂さんの逮捕状が出たことを聞いた母親は倒れた。

 711日、呂さんの家族と弁護士は留置場に行き、呂さんと面会しようとしたが、留置場側に「呂志範は言うことを聞かない。省公安庁に申請しないと、面会ができない」と言われた。

 それから、呂さんの死に対して、留置場側は「殺人犯が呂志範を殴って死なせた」と言った。

 呂さんは江沢民が法輪功迫害を引き起こしてから、さまざまな迫害を受けてきた。かつて、労働教養処分3年を下され、ハルビン市長林子労働教養所に拘禁された呂さんは残酷な拷問を受けた。教養所で呂さんは警官に両手に手錠をかけられて独房の籠に3日間、トイレも行かされず吊るし上げられたため、意識不明になった。また、受刑者67人は呂さんをうつ伏せで倒し、両腕を背中に回して頭の方に押しあげ、両足を開かせて膝裏に木の棒を置き、すねを持ち上げて押しながら、背中に立って踏みつけた。その結果、呂さんは意識を失った。目が覚めた呂さんは1カ月間ほど歩けなくなった。

 教養所で16カ月の迫害を受けた呂さんは話すことすらできなくなり、足の筋肉が爛れ、足がかなり腫れズボンが抜けなくなり、はさみで切るしかなかった。そのため、教養所側が呂さんに、「一時出所」の手続きをさせた。

 昨年、呂さんは江沢民を告訴した。告訴状に呂さんは「私は法輪功を学んでより良い人になることを努力し、人々に法輪功の真相を伝えたが、江沢民グループに迫害され、心身ともにダメージを受け、幸せな家庭も崩壊させられた」と述べた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/9/7/334107.html)
 
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