真に法をもって自分自身を正す
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年12月16日】真に法をもって自分自身を正し、師父の良い弟子になりましょう。

 同修の皆さん、自分の心に問いかけましょう。「あなたは真に修煉し、着実に修煉していましたか?」

 一、 学法を心を修めることに結びつけていますか? それとも集団学法を形式的に行うだけで、さらっと一講読んでからすぐに常人の世間話をしていませんか?

 ニ、 同修が迫害を受け、救援が必要なとき、麻痺して他人事のように傍観していませんでしたか? 自分の事のように真剣に取り込んでいましたか? 「無私無我」の状態で同修を正念で加持しましたか?

 三、 師父の各地での説法を読まなかったり、明慧ネットを見なかったり、毎日『轉法輪』を一講読むだけで満足していませんか?

 四、 朝、アラームを止めてからまた寝てしまい、五つの功法をすべて行えなかったことはありませんか? 十数年間毎朝欠かさずに煉功しましたか?

 五、 毎日、全世界で邪悪を取り除くための大法弟子による発正念をきちんと4回行っていますか? 頻繁に他の雑務に妨害されていませんか? また正念を発する際、雑念が多くて集中できなかったことはありませんか? 師父に授けて頂いた佛法神通を利用して邪悪を取除きましたか? 深夜0時の発正念は時間通りに行っていましたか? そのとき頭がはっきりと覚めていましたか? それとも意識が朦朧としていたのでしょうか?

 六、 三つことを形式的に表面上いい加減に済ませ、与えられた任務を適当に終わらせようとする心はありませんか? 感謝の心と神聖な気持ちで、真心を込めて衆生を救い済度していたのでしょうか?

 七、 真・善・忍とどれだけ同化したのでしょうか? 名利情をどれだけ放下しましたか? 子供への情、孫への情、夫婦の情、同修への情など、あたなは一体どれだけ放下でき、どれだけ残っているのでしょうか? 心を修め、欲を断つことはできましたか?

 八、 いまだに忍に達しておらず、指摘されたらすぐ怒り出し、いつも常人の心に操られていませんか? 心性を守れずにかんしゃくを起こしたとき、良くない生命は1秒も経たないうちに私たちの空間場に潜り込んできます。

 九、 いまだに褒め言葉が聞きたく、同修間でお互いに褒め合ったり、相手の機嫌を取ったりしていませんか? まだ名を求める心はありますか? 同修の漏れに気付いても、相手から反感を買うのを恐れ、面と向かって指摘せずに、相手がいないところで悪口を言ったりしていませんか?

 十、 名誉や利益、待遇、地位、昇進などに対してまだ執着しているのでしょうか? それらのもののために、常人社会において全力で取り込み、一生懸命奮闘しているのでしょうか? 物質的利益、豊かな生活のために金儲けのことばかり考えているのでしょうか? 私たちは将来新宇宙と共存する未来の覚者であり、志が高く、名利に無関心で宇宙の守護者なのです。もちろんこの物質利益の面において極端に走ってはいけないと思います。しかし、法を正すことは最後の段階にきており、この時期の大法弟子としてどのように行うべきか、自分の心に問いかければ、答えは見つかるはずです。

 十一、 今日まで修煉してきて「私のため、自分のため」という私心を修め、「無私無我」の境地に達しましたか? いまだに常人のこと、修煉以外のことに気を取られ、三つのことをしっかりと行わず、法を実証する貴重な時間をたくさん無駄にしていませんか?

 十二、 神通加持法を煉るとき、法に要求された入静の状態に達し、それから入定の状態に達することができますか? それとも前半の30分はうとうとして眠ってしまい、後半の30分はあまりの痛さで歯を食いしばり、顔が変形してしまってはいませんか?

 十三、 ここまで修煉してきて、身は俗世にいながらも、心はこの世にない、心の境地は「空、静、無為」まで達しましたか? それともまだ寂しさに耐えられず、親友を尋ね回ったり、群がったり、口を修めずに噂話を広げたり、他人を見下したり、同修を排斥したり、他人の不幸を見て密かに喜んだりしていませんか?

 十四、 「論語」をよく暗記すれば、関を乗り越えるとき楽になります。江沢民を告訴することと「論語」をよく暗記することは、私たちが自分の家に戻るために師父が授けて下さった一対の翼だとある弟子が天目で見たそうです。

 十五、 未だに常人のネット情報、微博(訳注:ウェイボー 中国圏最大のソーシャル・メディア)芸能人の噂話、流行りのファッション、韓国ドラマ、旅行、体の養生、食べ物、テレビドラマなどに対する執着はありますか?

 十六、 師を敬い、大法を敬うことはできていますか? 学法の後、適当に本を置いたりしていませんか? 学法しているときに電話対応したり、水を飲んだり、トイレに行ったり、どこかに寄りかかったりしていませんか? 師父の写真と家族の写真を一緒に混ぜたりしていませんか?

 十七、 修煉において初心貫徹していますか? 常に怠らないよう自分を戒め、精進しているのか、それとも安逸、麻痺、怠けて精進を緩めているのでしょうか?

 十八、 最大限に常人に符号することを口実にして、食べ物に執着し、好きなものばかり買ってきて、作って食べたりしていませんか? 飲食に対する執着は断っていますか?

 十九、 根本的な執着は取り除きましたか? 庇護を求め、健康のため、それとも幸せな家庭生活のために修煉しているのか、それとも、返本帰真、天国に戻る、衆生を救い済度し、自分の立てた誓約のために修煉しているのでしょうか? 自分の根本的な執着を見つけましたか?

 二十、 自分の執着している状態を振り返ってみるとき、日々精進し、人心が少なくなっているのか、それとも一日一日だらだらして、執着心が増えているのか、毎日の学法は心の中に入っていますか? 朝全世界の大法弟子の煉功に参加していますか? 発正念のとき別のことを考えたりしていませんか? 邪悪をどれだけ取り除いていますか? 人を救い済度する効果はどうでしたか? 日々の行い、座る、横になる姿勢まであらゆる仕草、飲食、生活習慣などなどあらゆる面において全て正さなければなりません。師父と正神が毎日評価され点数を付けられています。16年間の正法修煉において、正に私たちは長期に渡って堅持し、やり抜く決心があるかどうか、堅忍不抜で強靭な意志はあるどうか、鉄鋼を溶かすほどの慈悲があるかどうかが試されているのです。もし初心貫徹出来れば、たとえ鉄くずでも金剛に変えることができ、宇宙大法は何でもでき、できないことはないのです!

 二十一、 毎日時間を見つけて自分の空間場をきれいに片付けていますか? この過程は法に照らし合わせ内に向かって探す過程でもあります。内に向けて探すことは口先だけで、他人に見せかけの芝居のようにしていませんか? この世間に対する執着を全て放下できますか? 1人の法を正す時期の大法弟子として、最後の試験はすでに始まっていますが、あなたは真に着実に修煉することはできていますか? あなたはこの宇宙の第一称号にふさわしいですか?

 「宗聖」と呼ばれ、孔子の教えを受け継いた曽参(訳注:曾子(そうし、紀元前505年 - 没年不詳)孔子の弟子で、儒教黎明期の重要人物である。諱は参(しん)。字は子輿(しよ)道徳、仁徳、道義を世に広めることが自分に与えられた重要な任務とし、自らその責任を背負いました。

 曽子曰く、士は以て弘毅ならざる可からず。任重くして道遠し。仁以て己が任と為す。亦重からずや。死して後已む。亦遠からずや。(訳注:道を行なおうとする者は大器で強敵な意志の持主でなければならない。任務が重大でしかも前途遼遠だからである。仁をもって自分の任務とする、なんと重いのか。死にいたるまでその任務は続く、なんと遠いのか)

 大きな志を持っている人は、粘り強く、根性がなければならない、なぜならその人は重い責任を背負い、しかも達成するまでの道のりが遠く、道徳、正義や真理を守ることを自分の責任とし、たとえ命を失ったとしても、最後まで後悔しないのです!

 本当に善良で正義感のある人、危険に満ち、乱れた時代においても敢えて自分を風当たりの強いところ、波風を直に受ける危険な立場に置くことができます。いかなる環境、どんな圧力を受けても恐れず、勇敢に自分の信仰や人格、信念を守り抜くことができます。これこそ最も貴重な風格なのです。私たちはどんな過酷な環境においても師と大法を信じ、敬うことができるでしょうか? 雪の中で花咲く、その梅の花のように、私たちにそれほどの強靭な修煉の意志はあるのでしょうか? これは1人法を正す時期の大法弟子としての最も根本的な前提条件であり、未来の大覚者として備えなければならない高貴な素質なのです。もし磐石のような確固たる信念がなければ、話にもなりません!

 師父は「修煉とは実に難しいものです。天が崩れ、地が陥没し、邪悪が狂ったように迫害し、生死に関わるときであっても、依然、あなたの修煉の道を確固として歩み続けられるところに難しさがあります。人類社会のいかなる出来事も修煉の道を歩むことを阻むことはできないのです」[1]

 もし、私たちがどんな苦しい状況の中においても、金剛のように微動だにせず、この修煉の道を振り返ってためらったりせず、前を向いて歩み続けていけば、いかなる困難も私たちが自分の家に帰ることを阻むことはできないのです!

 法にかなっていないところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をよろしくお願いいたします。師父に叩頭し感謝を申し上げます!

 合掌!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨ニ』「道」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/19/331310.html)