【明慧日本2017年1月5日】湖南省平江県の法輪功学習者・ゾウ穏玉さん(62歳女性)、楊道文さん、胡衛栄さんの3人は、実刑判決を言い渡された。3人ともこれを不服として、岳陽市中級裁判所に上訴した。しかし、先日、中級裁判所はゾウさんと胡さんに、原判決を維持するとの判決を出した。楊さんの案件は裁判中だという。
裁判所は、一審も二審も、学習者3人に刑法300条に違反したとして、罪を被ったが、具体的な証拠を示さなかった。
ゾウさんと胡さんは現在、引き続き岳陽市雲渓留置場に拘禁されている。
ゾウさんは1996年から法輪功を学び始めた。法輪功の教えの「真・善・忍」に従って自分を律したゾウさんは、6カ月経たないうち、患っていた胃炎、腸炎、頭痛、重い婦人病などが、完治した。
しかし、当局が法輪功迫害を開始してから、ゾウさんは迫害され障害を負った。
2000年10月、株洲白馬垅労働教養所に拘禁されたゾウさんは、迫害により両目が失明し、下半身麻痺の状態になった。そして、2002年3月、治療のため解放された。十数年もたって、ゾウさんはやっと、下半身麻痺がよくなり、ゆっくりとだが、数百メートル歩けるようになった。しかし、視力は回復できなかった。
2015年11月4日、ゾウさんは再び連行され拘禁された後、健康状態が悪化し、腰足を痛め、聴力も低下し、失禁の症状もしばしば現れた。
昨年6月21日、岳陽市雲渓区留置場はゾウさんに対して、『拘禁できる状態ではない』という通知書を出した。そして、家族が公安局や裁判所、検察庁に行って、ゾウさんの治療のための「一時出所」の手続きをしようとしたが、それらの関連部門は互いに責任をなすりつけ、誰も責任を負わなかった。
昨年11月18日、ゾウさんの夫は「ゾウ穏玉は、健康状態が悪く、この2日間ご飯を食べない」と、留置場からの通知を受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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